ヴァルキリープロファイル −レナス−のPS5/PS4版が2022年12月22日に発売されてから約3年近く経過した今も、「ひどい」「クソ移植」「スマホ版以下」との厳しい声がレビューサイトやSNSで絶えない。
スクウェア・エニックスがPSP版をベースに移植したダウンロード専用ソフトは、発売直後から画質の粗さ、表現改悪、操作の混乱で大炎上。延期騒動もあって期待値が高かっただけに失望が拡大した。
一方で、北欧神話の重厚ストーリー、革新的コンボバトル、桜庭統の神BGMは今も健在で、原作ファンを魅了し続けている。
この記事では、そんな「ひどい」ポイントを徹底的に深掘りし、良い面も公平に多角分析する。
PS版/PSP版/スマホ版との詳細比較、ユーザー口コミ、パッチ後の2025年現状まで網羅。原作未プレイの新規からベテランまで、買うべきかを明確に判断できる超々詳細レビューをお届けする。ネタバレは最小限に抑え、巻き戻しなどの新機能活用Tipsも満載だ。
ヴァルキリープロファイル(以下VP)は、1999年12月22日にPS1で発売されたトライエース開発、スクウェア・エニックス(当時エニックス)出版のアクションRPGの金字塔だ。北欧神話をベースに、戦乙女レナスが人間界から英霊(エインフェリア)を集め、神々の黄昏(ラグナロク)へ備える壮大な叙事詩。累計販売100万本超のロングセラーで、PS後期の名作として語り継がれている。特徴は、英霊の生前エピソードをドラマチックに描く「断章形式ストーリー」と、ボタン連打でコンボを繋ぐ爽快バトル。発売当時は限定生産でプレミア化し、中古価格が数万円に跳ね上がった。
2006年3月2日、PSP版「ヴァルキリープロファイル −レナス−」が登場。PS版を完全移植しつつ、追加CGムービー、ボイス強化、難易度調整を施した決定版。2018年にはスマホ版がHDリマスターでリリースされ、オートバトルやUI改善を加え新規層を獲得。そして2022年、PS5/PS4版が発表。PSP版ベースの移植で、巻き戻し・クイックセーブ・ビジュアルプリセットを新搭載。価格は税込2750円と手頃だったが、9月29日発売予定がクオリティ向上のため12月22日に延期。この延期が「何かヤバいのか?」と期待を煽り、結果的に「ひどい」落差を生んだのである。
VPシリーズの最大の魅力は、英霊の生前断章だ。各エインフェリアの死に際をフラッシュバックで描き、愛憎・裏切り・贖罪の人間ドラマが胸を抉る。レナスの視点で「この魂を神界へ送るか否か」を選択し、評価値がエンディングを分岐(A/B/Cエンド)。Aエンドは伏線回収の神展開で、初見ではBエンド止まりが大半。バトルは横一列陣形で、□×△○ボタンでキャラを操作し、タイミングよく連打でコンボ→PWS(必殺技)爆発。桜庭統の荘厳BGM(未確認神闘シンドロームなど)が戦いを劇的に彩る。
これらがPS1の限界スペックで実現した奇跡。PSP版で洗練されたが、PS5版ではエコー削除や表現規制で「味気ない」と不評。名作の再現を期待したファンが「ひどい」と嘆く理由は、移植の「手抜き感」に尽きる。海外レビュー(Metacritic 80点前後)では「クラシックが現代で遊べる」と好評だが、日本勢は厳しい。
VPの移植史は複雑。PS1版(1999):オリジナル、OPアニメ神だがバグ多。PSP版(2006):完全版、追加ムービー。スマホ版(2018):HD、UI改善、オート機能。PS5/PS4版(2022):PSP直移植、新機能追加だが画質据え置き。延期の背景はSIE共同開発でクオリティ調整だったが、結果「ベタ移植」にしか見えず炎上。2025年現在、セールで1375円(半額)常設で再評価が進むが、「PSPで十分」の声多数。
| バージョン | 発売年 | 主な特徴 | 価格目安 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| PS1版 | 1999 | オリジナル、OPアニメ至高、バグあり | プレミア高 | 神 |
| PSP版 | 2006 | 追加ムービー、エコーあり | 中古1000円 | 決定版 |
| スマホ版 | 2018 | HD、UI改善、オート | 2000円 | 新規向け |
| PS5/PS4版 | 2022 | 巻き戻し、クイックセーブ、規制あり | 2750円→セール1375円 | 賛否 |
PS5版の「ひどい」最大要因は、PSP版のエミュレーション移植ゆえの粗さ。スマホ版のHD資産を流用せず、ボヤけたドット絵が大画面で目立つ。
PS5版の最大炎上ポイントはビジュアル。PSP版をエミュで動かしただけなので、4K TVで巨大ピクセルが目立ち「目が疲れる」「PS2級」と酷評。ビジュアルプリセット(スムーズ/オリジナル)でフィルター調整可能だが、根本解決せず。
背景やキャラがボケボケ。移送方陣の光エフェクトが「ダサい宗教配慮改悪」と指摘され、荘厳さが半減。海外レビューでは「レトロチャーム」と好意的だが、日本勢は「PS5でこれかよ」と失望。パッチで微調整されたが、2025年も不満残る。
ヒント:ビジュアルプリセット「オリジナル」でPSP風に。TV解像度低く設定で緩和。
PS5版は安定30fps、ロード短いが、PS4版はHDDでテクスチャポップイン・ドロップ多発。「PS5版推奨」の声多数。Switch版なしが幸いか。
NG! PS4版HDD使用厳禁。SSD必須でPS5版を選べ。
ゲーム内は○決定×キャンセルだが、セーブ画面で逆転(PS5システム準拠)。「NPC話しかけ○、返事×で直感的じゃない」と大不評。オプションで統一可能だが、デフォルトの混乱が致命的。
巻き戻し時も逆転し、「便利なのに使えない」との声。PS5本体設定変更で回避可能だが、知らずに買うと「クソUI」認定。海外勢は×決定標準で問題なし。
横スクロール探索は晶石射出でジャンプ/扉開け。序盤宝箱で30分苦戦者続出。「アクション下手くそ泣かせ」との声。巻き戻しで救済されるが、慣れ必須。
注意! クイックセーブ活用。ギミック(水中神殿等)はYouTube参考。
桜庭統BGMは神だが、魔法詠唱エコー全削除。「カッコよさ半減」「神秘性失せた」とファン激怒。祈りシーンも平板に。
未確認神闘シンドローム、目覚めし永遠なる魂は圧巻。ボイスはPSP準拠で熱演だが、エコーなしで陳腐化。
「エコー消えて大魔法台無し。PSPのが上」(30代男性、原作ファン)
ジェラード飲酒シーン「酒」→曖昧表現に規制。ハルピュイア等グロはセーフだが、全体的に「現代倫理準拠」で味薄く。
A/B/Cエンドの分岐は封印値・転送タイミング次第。自力Aエンド到達率低く「攻略本必須」。
各章の人間ドラマが秀逸。Aエンドで全伏線回収の爽快感。B止まりだと「人材派遣ゲー」止まり。
AエンドTips:封印値低く保ち、良エインフェリア後送上。攻略サイト必須!
4人陣形連打でPWS連鎖。CT管理が奥深く、ハードモード鬼畜。巻き戻しで練習し放題。
Amazon星4.7、PS Store4.72と高評価だが、低レビューは移植クオリティに集中。
「PSPベタ移植で2750円?スマホHDのがマシ。画質ひどい」(20代男性)
「巻き戻し神!TVで名作追体験。ストーリー泣ける」(30代女性、ファン)
「○×逆で脳トレ。エコーなしで魔法台無し」(40代男性)
「延期したのにこれ?クソゲー」(30代男性)
「Aエンド到達!今プレイ最高のタイミング」(20代男性、新規)
発売後パッチで○×統一オプション強化、軽微バグ修正。Switch版なしでPS5独占継続。2025年セール1375円で「コスパ神」の声増。
| 項目 | 発売時 | 現在 |
|---|---|---|
| 画質 | ボヤケひどい | プリセットで慣れ |
| 操作 | ○×逆混乱 | オプション完璧 |
| 価格 | 2750円 | 半額1375円 |
| 評価 | 炎上 | 安定 |
名作のTV移植として価値あり。「ひどい」はエミュ限界の産物。新機能で新規救済。
| 項目 | 評価(5点満点) | コメント |
|---|---|---|
| ストーリー | 5 | 断章神、Aエンド衝撃 |
| バトル | 4.5 | コンボ爽快 |
| サウンド | 4 | BGM神、エコー惜 |
| グラ/操作 | 2.5 | 移植ひどい |
| 新機能 | 4 | 巻き戻し救い |
| 総合 | 3.7 | ファン4.5、新規3 |
原作ファン4.5点、新規3点。セール半額待ち必須。
レナスはPSP準拠。PS版OPアニメなし。Aエンド完全再現。
PSPエミュゆえボヤケ。プリセットで軽減。スマホHDのが綺麗。
オプションで統一。パッチ後完璧。
晶石失敗救済神。アクション苦手必須。
1375円なら必買。Aエンド目指せ。
困難。封印値管理必須、攻略サイト併用。
「ひどい」は画質・改悪・操作の移植失敗から来るが、ストーリー・バトル・BGMの神髄は2025年でも色褪せず。新機能とセールで新規の敷居を下げた功績大。PSP勢はスルー、未プレイは飛び込め。ラグナロクの運命を、君の手で変えろ。
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