「風来のシレン5plus(不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス Plus)」は、ローグライクRPGの金字塔として名高い作品ですが、「難しすぎてつまらない」「古すぎる」といった意見を見かけることもあります。
この記事を読んでいるあなたは、
といった疑問を抱えているのではないでしょうか?
シレン5plusを遊びつくした私がシレン5plusの「つまらない」と言われる点と「神ゲー」と称される理由を徹底的に比較検証し、あなたが購入すべきかどうかの判断を下せるよう、難易度や各プラットフォームの情報を詳細にお届けします。
まず、結論からお伝えします。風来のシレン5plusは、「万人向けではないが、ハマる人にとっては時間を忘れて熱中できる中毒性の高い“名作”」です。
「つまらない」と感じる人がいるのは事実であり、それは主に以下の2つの理由に集約されます。
特にローグライクに慣れていない人にとって、一瞬のミスや運の悪さで装備もレベルも全て失うシステムは、大きなストレスとなります。しかし、この「失う恐怖」こそが、アイテムの識別や立ち回り、戦略を考える面白さにつながっているのです。
シレン5plusはゲームとして破綻している「クソゲー」ではありません。ローグライクというジャンル特有の難易度の高さや運の要素が、「合わない人」にとっては「つまらない」と感じられてしまうのです。購入前には「挑戦と失敗、そして成長を楽しむゲーム」であることを理解しておきましょう。
多くのファンがシレン5plusを「シレンシリーズ最高傑作の一つ」や「神ゲー」と称える理由は、その圧倒的なボリュームとシステム的な完成度にあります。
元々ニンテンドーDSで発売された「風来のシレン5」に、PS Vita版で追加された要素を全て含んでいるのが「plus」版です。
その最大の魅力はダンジョン数。本編クリア後のお楽しみ要素である「やり込みダンジョン」が非常に豊富に用意されています。全30種類以上のダンジョンの中には、「フェイの最終問題」に匹敵するか、それを上回る難易度と奥深さを持つものも多数存在します。
クリアしたと思ったら、さらに奥深いダンジョンが次々と解放されるのがヤバい。特に「運命の地下」とか、廃人レベルのやり込み要素が詰まっていて、気づけば数百時間溶かしていました。これはもう中毒です。
シレンシリーズの面白さの核となるのが、剣や盾に特殊効果(印)を合成していくシステムです。手に入れたアイテムをどのように組み合わせて最強の装備を作り上げるか、その戦略性が非常に深い。
この「装備育成」がシレン5plusのモチベーションの源泉であり、一度ハマると抜け出せない最大の理由と言えます。
「風来のシレン5plus」は、確かに難しいゲームです。しかし、ローグライク初心者でも楽しめるよう配慮されている点も多く、「無理ゲー」と断じるのは早計です。
シレン5plusの難易度が高いと感じる主な理由は、以下の3点です。
難易度が高い一方で、シレン5plusには初心者向けの要素も充実しています。
力尽きてしまっても、他のプレイヤー(または自分自身が操作する別のデータ)に助けを求める「風来救助」システムがあります。これにより、ロストの危機から脱出し、装備とレベルを維持したまま冒険を再開できるため、精神的な負担が大幅に軽減されます。
本編クリアまでのダンジョンは比較的難易度が抑えられており、基本的な操作やシステムの理解を深めるのに適しています。「plus」で追加されたダンジョンの中にも、ストーリーダンジョンのアイテムを持ち込める、比較的簡単なものもあります。
最初は何度もやられて泣きそうになりましたが、持ち込み可能なダンジョンで装備を育てていくうちに、だんだん立ち回りが上手になっていきました。救助システムのおかげで、諦めずに続けられたのが大きいです!
シレン5plusは、Nintendo Switch、Steam(PC)、スマートフォン(iOS/Android)の3つのプラットフォームでリリースされています。どれを選ぶかでプレイ体験が大きく変わるため、あなたのプレイスタイルに合ったものを選びましょう。
Switch版 | Steam版 (PC) | スマホ版 | |
価格 | 定価は中間程度 | 定価はやや高めだがセールが多い | 定価は最も安い |
携帯性 | 非常に高い(携帯モード) | 低い(ノートPC以外) | 最高 |
操作性 | 最適(十字キー/スティック) | 最適(コントローラー使用時) | タッチ操作に慣れが必要 |
画面の大きさ | TV接続で大画面 | PCモニターで大画面 | 画面サイズに依存 |
コントローラー | 標準搭載 | 別途推奨 | 非推奨/一部対応 |
Nintendo Switch版は、携帯モードでのプレイのしやすさが最大の魅力です。ベッドや外出先など、場所を選ばずにシレンの沼にハマることができます。Joy-ConやProコントローラーでの操作も快適で、シレンシリーズの基本に忠実なプレイフィールを得られます。
もしあなたが「スキマ時間でサクッと遊びたい」「大画面でも手元でも遊びたい」と考えているなら、Switch版が最もバランスの取れた選択肢となるでしょう。
Steam版は、PCの高性能なモニターでプレイできるため、画質や動作の安定性が高いのが特徴です。また、ゲームパッド(コントローラー)の使用を強く推奨します。
キーボード操作も可能ですが、シレンのようなターン制RPGは、コントローラーの十字キーやボタン操作が圧倒的に快適です。XboxやPSのコントローラーを接続すれば、Switchとほぼ変わらない操作性でプレイできます。必須ではありませんが、快適さを求めるなら用意しましょう。
Steamでは、年に数回の大規模セール(サマーセール、ウィンターセール、旧正月セールなど)の際にシレン5plusも割引対象となることが多く、定価よりもかなり安い価格で購入できるチャンスがあります。最安値を狙うなら、これらのセール時期を待つのが賢明です。
スマホ版は、最も手軽に、そして最も安価にシレン5plusを始められるのがメリットです。いつでもどこでもプレイできる携帯性は最高レベルです。
ローグライクは繊細な操作が求められるため、画面を直接タップするスマホ版の操作性には慣れが必要です。特に緊急時のアイテム使用や細かい移動で、誤操作が起こりやすいというデメリットがあります。この操作感に耐えられるかどうかが、スマホ版を楽しむ鍵となります。
2024年に発売された最新作「風来のシレン6 とぐろ島探検録」と「シレン5plus」、これからシレンを始めるならどちらからプレイすべきか迷う人も多いでしょう。
シレン6とシレン5plusの比較
シレン5plus | シレン6 | |
ボリューム | 圧倒的(ダンジョン30種以上) | 標準的(今後のアップデートに期待) |
システム | 複雑で奥深い(異種合成など) | シンプルで洗練 |
難易度 | 複雑なシステムを理解する必要がある | ローグライクの基礎に忠実で入りやすい |
グラフィック | やや古いが雰囲気がある | 最新作として美麗 |
シレン6は、システムがシンプルになり、遊びやすさが格段に向上しています。ローグライクの基礎やシレンの面白さを知るには、まずはシレン6から入るのがスムーズでおすすめです。
一方、シレン5plusは、膨大なダンジョン数と複雑な合成システムにより、ローグライクを極めたい人、無限に続くやり込み要素を求める人にとって、今でも最高の選択肢であり続けます。
風来のシレン5plusが「つまらない」と感じるか「神ゲー」と感じるかは、あなたのゲームに対する価値観次第です。最後に、シレン5plusを心から楽しめる人の特徴をまとめます。
シレン5plusで一番難しいダンジョンは何ですか?
しかし、ゲームの操作感は基本的にタッチ操作に最適化されているため、コントローラーが完全に動作しない、または操作性が良くない可能性もあります。基本的にはタッチ操作、またはSwitch/Steam版のコントローラー操作をおすすめします。
注釈:ローグライクRPGとしては珍しく、ストーリーの評価が高い点もシレン5plusの魅力の一つです。
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