ホライゾンフォビドゥンウェストはつまらない?徹底検証

ホライゾンフォビドゥンウェスト(Horizon Forbidden West)は、PlayStationを代表するオープンワールドアクションRPGの続編として、発売前から大きな注目を集めました。しかし、一部では「前作と比べてつまらない」「期待外れだった」といったネガティブな意見も散見されます。


果たして、この大作は本当にプレイする価値がない「爆死」タイトルなのでしょうか?
この記事では、ホライゾンフォビドゥンウェストのメタスコア、クリア時間、戦闘の難易度、そしてネット上で物議を醸したポリコレ要素や中古市場での評価、さらに気になる続編情報まで、あらゆる角度から徹底的に検証します。
購入を迷っている方、プレイを始めたけれど面白さがわからないと感じている方は、ぜひ最後までお読みください。この記事を読めば、あなたがホライゾンフォビドゥンウェストを楽しむべきかどうか、はっきりとした答えが見つかるはずです。

このページの目次

【本当につまらないの?】ホライゾンフォビドゥンウェストの評価は賛否両論?

「ホライゾンフォビドゥンウェストはつまらない」という評価は、インターネット上のレビューや掲示板などで時折見かけます。しかし、結論から言えば、この評価は一部の意見に過ぎません。
ゲームの評価が分かれる主な要因は、「前作『ゼロ・ドーン』との比較」と「オープンワールドのマンネリ化」の2点に集約されます。

ホライゾンフォビドゥンウェストが「つまらない」と言われる主な理由

  • 前作の焼き直し感があり、目新しさが薄いと感じる
  • ストーリー序盤の展開が遅く、物語に入り込みにくい
  • 機械獣との戦闘が複雑化し、難しくなったと感じるプレイヤーがいる
  • 広大なマップに対し、移動や探索のテンポが悪いと感じる瞬間がある
特に前作を熱狂的にプレイしたファンほど、グラフィックやシステム面での大きな革新よりも、物語の展開やキャラクターデザインの変化に対して厳しい目を向けがちです。一方で、初めてホライゾンシリーズをプレイする方や、オープンワールド作品が好きで広大な世界を探索したい方からは、「間違いなく傑作」「探索が楽しい」といった高評価が多いのも事実です。

前作ファンだけど、新しい機械獣との戦闘は新鮮で楽しかった。ただ、物語が壮大になりすぎて、個人的には前作のシンプルなサバイバル感が好きだったな。

メタスコアは高評価なのに、なぜ低評価レビューがあるの?

ゲームの客観的な評価指標の一つである**メタスコア(Metascore)を見てみましょう。ホライゾンフォビドゥンウェストのメタスコアは、多くのプラットフォームで88点(PS5版)**という非常に高い水準を記録しています。これは、批評家やメディアが「質の高い傑作」と認めた証です。

プラットフォーム メタスコア ユーザーハイスコア
PS5 88点 8.0点
PS4 83点 7.6点
この高評価と、一部の低評価レビューのギャップは、「ユーザー期待値の高さ」と「批評家と一般プレイヤーの視点の違い」から生じています。

批評家はグラフィック、技術力、ゲームシステムの完成度などを総合的に評価しますが、一般プレイヤーは個人的な嗜好(ストーリーテリング、キャラクターデザイン、難易度設定など)に大きく左右されます。特に、ストーリーやキャラクター描写に対する意見の相違が、「つまらない」という主観的な評価に繋がりやすいのです。

メタスコアが高い=客観的なゲームの完成度は高いと判断できる

爆死」って噂は本当?実際どのくらい売れたの?

ホライゾンフォビドゥンウェストに関して「爆死」という言葉を耳にすることがありますが、これは完全に誤った情報です。販売本数に関する正確な情報は公表されていませんが、以下の事実から「爆死」ではないことがわかります。

  • 発売初週の売上記録: 発売後、PS5/PS4のパッケージ版で好調なスタートを切り、世界的な売上は数百万本規模に達していると推定されます。
  • 開発費の規模: 「爆死」という言葉は、多額の開発費を投じた大作が採算割れした場合に使われますが、ソニーとGuerrilla Gamesのフラッグシップタイトルである本作が、世界的に見て採算が取れていない可能性は極めて低いです。
  • 続編・DLCの発表: 発売後も大型DLC『焦熱の海辺』がリリースされ、さらに続編の制作も示唆されています。爆死したタイトルに、追加投資や続編開発は行われません。

「爆死」という噂が広まった背景には、前作『ゼロ・ドーン』が販売本数2,000万本を超える大ヒットだったため、「前作の売上記録を上回れなかった」という相対的な期待値の低さや、同時期に発売された他社の大作と比較されたことが影響していると考えられます。

「爆死」は誇張された表現であり、客観的な売上データに基づくものではありません。

ポリコレ要素が多すぎてゲームとして面白くないって声もあるけど?

ホライゾンフォビドゥンウェストは、一部のユーザーから「**ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)**要素が強い」として批判されることがあります。具体的には、主人公アーロイの外見の変化や、物語に登場する主要キャラクターの人種・ジェンダー構成の多様性が指摘されています。
この議論について、ゲームプレイの面白さと切り離して考える必要があります。

主人公アーロイの見た目の変化についてどうなの?

前作から主人公アーロイの体型や顔の丸みが変化したことに対し、「魅力的でなくなった」と感じる意見があります。しかし、これは開発元Guerrilla Gamesがよりリアルな人間の体型や、過酷な旅路による変化を表現しようとした結果であり、キャラクターの多様性を求める近年のトレンドに沿ったものでもあります。
アーロイの強さは、外見ではなく、彼女の知恵と勇気、そして行動力にあります。ゲームの本質的な魅力である戦闘や探索、ストーリーテリングが、外見の変化によって損なわれるわけではありません。

ストーリーにおける多様性の扱いは?

フォビドゥンウェストの世界は、様々な人種、民族、ジェンダーのキャラクターで構成されています。この多様性は、荒廃した未来の世界で生き残った人類の複雑なコミュニティを描く上で、リアリティを増す要素として機能しています。

ポリコレ論争に関する客観的な視点

  • 肯定的な意見: 現代社会の多様性を反映し、世界観に深みを与えている。
  • 否定的な意見: 物語の本質よりも政治的なメッセージが優先されていると感じる。
  • 結論: キャラクター構成はゲームの世界観の一部であり、ゲームシステムやアクションの面白さを直接左右するものではない。
結局のところ、ゲームの面白さは機械獣とのアクション、広大なマップの探索、そして壮大な物語にあります。ポリコレ要素の是非はプレイヤーの価値観に大きく依存しますが、それがゲームプレイの質を決定づけるものではないことを理解しておくべきです。

戦闘が難しいって聞くけど、本当はどうなの?

ホライゾンフォビドゥンウェストは、前作に比べて戦闘システムが大幅に進化し、それ故に「難しい」と感じるプレイヤーが増えました。この難しさは、主に**「複雑さ」と「戦略性」の向上**に起因しています。

戦闘が難しくなった2つの理由

  1. 機械獣の弱点部位増加と装甲の強化:新しい機械獣は装甲が非常に厚く、ただ攻撃するだけではダメージが通りにくい構造になっています。特定の装甲を「外す」ことで弱点を露出させる必要があり、戦闘中にどの武器でどこを狙うかという戦略的な判断が求められます。
  2. 新しいスキルツリーと武器種:スキルツリーが6種類に増え、新しい武器や特殊なアビリティ(勇技)が追加されました。選択肢が増えた分、どのスキルを強化し、どの勇技を使うかというビルド要素が重要になり、初期の段階でシステムを理解するのが大変だと感じられます。

しかし、難易度はいつでも変更可能です。アクションが苦手な方でも、「ストーリーモード」を選べば、戦闘の難易度を下げて物語をじっくり楽しむことができます。

難しさを克服するヒント

まずはハンターボウ(弓)などの基本武器で機械獣をスキャンし、弱点部位(青色)と狙うべき装甲(黄色)を把握すること。戦闘中は機械獣の動きをよく見て、特定の部位をワイヤーやスリングショットなどで固定化する戦術が非常に有効です。

最強武器を手に入れるための道のりは?

ホライゾンフォビドゥンウェストには、プレイヤーのプレイスタイルに応じて「最強」となる武器が存在します。しかし、それらの武器は簡単には手に入りません。

最強武器を手に入れるには「伝説(レジェンド)」級の武器を強化することが必須!

伝説級の武器は、主に闘技場(アリーナ)でのチャレンジクリアや、特定のサイドクエストの完了報酬として手に入ります。これらの武器は入手後も、素材を集めて何度もアップグレードすることで真の力を発揮します。このアップグレードに必要な素材集めこそが、本作のやり込み要素の一つでもあります。

最強武器の例 入手場所 特徴
デス・シーカーの影(ハンターボウ) 闘技場のメダル交換 高い火炎ダメージと電撃ダメージ
遺物シャープショットボウ 特定のサイドクエスト報酬 強力な破砕ダメージで装甲剥がしに特化
虚無の涙の爆発スリング 闘技場のメダル交換 酸や氷の属性爆発が広範囲に有効

クリア時間はどれくらい?短すぎず長すぎないか心配...

オープンワールドRPGにおいて、クリア時間は購入前の重要な検討材料です。ホライゾンフォビドゥンウェストは、プレイヤーのプレイスタイルによってプレイ時間が大きく変動しますが、総じてボリュームは非常に豊富です。
以下のデータは、海外のゲームプレイ集計サイトの情報を元にした目安です。

プレイスタイル 平均クリア時間 内容
メインストーリーのみ 約30~35時間 難易度ノーマルで最短ルートを進めた場合
メイン+主要サイドクエスト 約60~80時間 物語の核心に関わるクエストや主要な探索要素を含めた場合
徹底的なやり込み要素(コンプリート) 120時間以上 全トロフィー、全収集物、全チャレンジ、全アップグレードを目指す場合
メインストーリーだけでも30時間以上楽しめるため、「短すぎる」と感じることはまずありません。また、オープンワールドにありがちな「長すぎて途中で飽きる」という懸念についても、メインクエストに集中すれば30時間前後で終えることができるため、自分のペースに合わせて調整しやすい設計になっています。

やり込み要素は豊富?トロフィーコンプリートは大変?

ホライゾンフォビドゥンウェストは、本編だけでもやり込み要素が非常に豊富です。特にトロフィーコンプリートを目指す場合、100時間を超えるプレイ時間が必要になるでしょう。

主なやり込み要素

  • 機械炉の探索とオーバーライド: 全ての機械獣を仲間にする能力を得るためのダンジョン探索。
  • 闘技場のチャレンジ: 高難易度の戦闘チャレンジに挑戦し、伝説の武器を入手。
  • ストライク: 登場人物とボードゲーム(チェスのような戦略ゲーム)で対戦。
  • 収集物: 景観スポット、信号、ブラックボックスなどの収集。
  • 全ての武器・防具の最終アップグレード: 膨大な素材とシャード(お金)が必要。
特に武器・防具の最終アップグレードは、レアな素材を求めて特定の機械獣を何度も狩る必要があり、この周回プレイこそが、熱心なプレイヤーを長く引きつける要素となっています。トロフィー達成難易度は比較的高いですが、努力と時間さえかければ達成可能なレベルです。

中古で買うのはアリ?購入タイミングを教えます!

ホライゾンフォビドゥンウェストを中古で購入するのは、非常におすすめできます。定価よりも安く手に入るため、コストパフォーマンスは抜群です。

中古購入時に確認すべき重要なポイント

ただし、中古で購入する際に一つだけ注意点があります。それは**DLC(ダウンロードコンテンツ)**の存在です。

DLC『焦熱の海辺』の有無を必ず確認!通常版のディスクには、大型DLC『焦熱の海辺』は含まれていません。このDLCは、本編の物語の続きを描く重要なエピソードであり、グラフィック面でもPS5の性能を限界まで引き出した傑作と評価されています。
中古でDLC込みの完全版パッケージ(コンプリートエディションなど)が流通している場合は、そちらを選ぶのがベストです。

中古購入のベストタイミング

後述する続編の発売が公式に発表された直後が、中古市場に在庫が溢れ、価格が最も下がるタイミングと予想されます。ただし、すぐに遊びたい場合は、現時点での価格を比較検討し、DLCを別途購入することを前提に通常版の中古を選ぶのが賢明です。

エンディング分岐はあるの?マルチエンディングの真相は?

ホライゾンフォビドゥンウェストのエンディングについて、「分岐があるのか?」という疑問を持つ方が多いですが、結論から言うと、メインストーリーのエンディングに大きな分岐は存在しません。

メインストーリーの結末は基本的に一本道主人公アーロイの最終的な運命や、世界の危機に対する結末は一つに収束します。

しかし、物語の途中で発生する特定のサイドクエストや、仲間との会話選択肢によって、「エンディング後の世界」や「キャラクターの去就」が少しだけ変化する要素はあります。特に、アーロイが選んだ道や、助けた仲間のその後などが、物語の余韻として描かれます。

このため、プレイヤーは「自分の選択が世界に影響を与えた」と感じることができますが、ゲームのクリア自体がガラッと変わるようなマルチエンディング形式ではありません。

エンディング自体は一本道だったけど、最後の戦いで誰がアーロイを助けに来るかとか、仲間との絆の深さが感じられる部分があって、自分だけの物語って感じがしたわ!

続編ネメシス』の噂は本当?いつ発売される予定?

ホライゾンフォビドゥンウェストの物語は、明確な形で続編の存在を匂わせて終わります。そして、プレイヤーの間で囁かれているのが「ネメシス」というキーワードです。

続編『ネメシス』の噂の真相

公式に「ホライゾン3」や「ホライゾンネメシス」といったタイトルは発表されていませんが、開発元Guerrilla Gamesはホライゾンサーガの完結を目指していることを公言しており、続編が制作されることはほぼ確実です。
「ネメシス」とは、フォビドゥンウェストの最終的な敵として登場する存在であり、続編のタイトルやテーマになる可能性は非常に高いです。

続編の発売はいつになる?

正確な発売日については、現時点で公式発表はありません。
しかし、前作『ゼロ・ドーン』から『フォビドゥンウェスト』の発売までが約5年かかっていることを考えると、続編の開発期間も同程度、あるいはそれ以上かかると予想されます。

予想される発売時期 根拠
2027年以降 前作と本作の開発期間(約5年)に基づくと、早くても2027年以降となる。
PS5後期または次世代機 PS5の性能を最大限に引き出すため、開発後期でのリリースが濃厚。
現在、ホライゾンシリーズとしては、マルチプレイ作品が開発中であることも公表されており、そちらが先にリリースされる可能性もあります。

何歳から遊べる?CEROレーティングと対象年齢は?

ホライゾンフォビドゥンウェストは、CEROレーティングによって対象年齢が定められています。ゲームの内容を理解し、倫理的な判断を下す上で重要な情報です。

CEROレーティングは「D」

ホライゾンフォビドゥンウェストのCEROレーティングは**「D」**です。これは、「17歳以上対象」であることを示しています。

CERO区分 対象年齢 主な理由
D 17歳以上対象 残酷な表現(機械獣の破壊、流血表現、人間の死亡シーン)、暴力表現などが含まれるため。
CERO「D」はあくまで目安ですが、ゲーム内には機械獣との激しい戦闘や、人類同士の争いにおける残虐な描写が含まれます。そのため、未成年の方がプレイする場合は、保護者の方が内容を把握し、対象年齢を参考に判断することが推奨されます。

まとめ:ホライゾンフォビドゥンウェストは「つまらない」のか?

本記事では、ホライゾンフォビドゥンウェストにまつわる様々な疑問やネガティブな意見について検証しました。

ホライゾンフォビドゥンウェストの最終評価

「つまらない」という評価は、主に「前作からの変化の少なさ」や「個人的な嗜好」に基づくものであり、客観的なゲームの完成度(メタスコア88点)は非常に高い傑作です。広大なオープンワールド、戦略性の高い戦闘、そして30時間以上に及ぶ壮大な物語は、多くのプレイヤーを魅了する力を持っています。
もしあなたが以下の要素に魅力を感じるのであれば、ホライゾンフォビドゥンウェストは自信を持っておすすめできるタイトルです。

  • 映画のような美しいグラフィックと壮大なオープンワールドの探索が好き
  • 機械獣の弱点を分析し、工夫して倒す戦略的なアクションが好き
  • ポストアポカリプス世界における、人類のルーツを探る重厚なSFストーリーが好き
「つまらない」という噂に惑わされず、まずは中古での購入や、セールを狙って、ぜひアーロイの新たな旅に飛び込んでみてください。あなたがホライゾンフォビドゥンウェストの世界を楽しめることを願っています!

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