桃鉄 Switchは本当に『つまらない』?すぐ飽きる?理不尽さの真相から中古価格、マジギレしないための攻略法まで徹底解説!国民的ボードゲームの金字塔、桃太郎電鉄。その最新作であるNintendo Switch版(主に『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』、以下「桃鉄Switch」)は、累計販売本数400万本を突破する大ヒットを記録しました。
しかし、その絶大な人気の一方で、「桃鉄 switch つまらない」「理不尽すぎる」「すぐ飽きる」といったネガティブな意見が聞かれることも事実です。
この記事では、「桃鉄Switchは本当に面白くないのか?」という疑問に対し、つまらないと感じる理由の深掘りから、過去作との比較、最下位からの逆転術、そして友達と『マジギレ』せずに楽しむための心構えまで、徹底的に解説していきます。
購入を迷っている方、プレイしていてモヤモヤしている方、すべての方の疑問を解消し、桃鉄Switchの本当の魅力を再発見できるはずです。
桃鉄Switchが「つまらない」と感じられる主な理由は、そのゲームの根幹にある「運要素の比重の高さ」と「資産格差の不可逆性」に集約されます。
桃鉄はサイコロを振って進むすごろく形式であり、目的地にたどり着けるか、高額な駅に止まるか、貧乏神(ボンビー)に取り憑かれるかなど、すべてが運に左右されます。
目的地まであと一歩のところで、なぜか全然関係ないマスに飛ばされたり、キングボンビーが自分のところに来たり……。戦略を立てても意味がないと感じてしまう瞬間は、さすがにつまらないと感じてしまいますね。
また、中盤以降の長期間プレイにおいて、貧乏神を押し付け合う展開が落ち着くと、プレイヤーはひたすら物件を買い、収益率の高い駅を独占するという「資産運用ゲーム」の側面が強くなります。
特にダントツの1位になると、他のプレイヤーを妨害するよりも、ひたすら物件を買い続けることが最も効率的な行動になります。この淡々とした物件購入フェーズを「作業的で飽きる」と感じる人も少なくありません。
「すぐ飽きる?」という意見は、主にプレイ年数の設定に大きく依存します。
プレイ年数を短く設定した場合、ゲーム展開は非常にスピーディです。初期資金をいかに早く増やし、高額物件や強力なカードを手に入れるかが勝負になります。キングボンビーなどの脅威も「一発逆転」のチャンスとして機能しやすく、常に緊張感があるため飽きにくいと言えます。
逆に30年以上の長期プレイになると、初期の運の要素は薄れ、戦略性がより重要になります。特に地理、物件の収益率、そして「歴史ヒーロー」の活用が鍵となります。しかし、一度資産格差が広がりすぎると、逆転が非常に難しくなり、最下位のプレイヤーはただただ上位プレイヤーの独走を見ているだけの「作業」になりがちです。
桃鉄Switchは、3年決戦・5年決戦など、短期設定で遊ぶことをメインに考えると「すぐ飽きる」という評価は覆るかもしれません。
桃鉄をプレイする上で避けて通れないのが、「理不尽すぎる?」と感じさせる強烈なイベントの数々です。中でも最たるものが貧乏神の存在でしょう。
桃鉄の生みの親であるさくまあきら氏は、貧乏神、特にキングボンビーの役割は「負けているプレイヤーに、勝っているプレイヤーを攻撃させるための装置」だと述べています。
つまり、キングボンビーは単なる嫌がらせではなく、1位と最下位の格差を一時的にリセットし、ゲームを終盤まで面白くするための「理不尽な救済措置」として機能しているのです。この「理不尽」をいかに回避し、押し付けるかという心理戦こそが、桃鉄の醍醐味です。
桃鉄Switchには、理不尽に思えるほどの逆転要素が多数存在します。これらを使いこなすことが、勝ち続ける秘訣です。
理不尽イベントで被害を受けた時は、「次のターンには自分が理不尽な逆転カードを引くかもしれない」と考えるのが、桃鉄を楽しむコツです。
「どっちが面白い」かは、何を求めるかで変わります。ここでは、新作『昭和 平成 令和も定番!』と過去作、および最新作『桃太郎電鉄ワールド』との比較を行います。
評価項目 | 桃鉄Switch(令和も定番!) | 過去作(PS2/Wii時代など) |
オンライン対戦 | 非常に快適。本格的な全国対戦が可能。 | 機能がないか、あっても不安定な場合が多い。 |
バランス調整 | カードやイベントが多岐にわたり、運の振れ幅が大きい。 | シンプルで堅実なゲームバランス。 |
遊びやすさ | グラフィックや操作性が洗練されており、初心者も導入しやすい。 | やや古さを感じる部分がある。 |
キャラクター | 可愛らしいデザインで、幅広い世代に受け入れやすい。 | 昔ながらのデザインでノスタルジーを感じる。 |
「最下位 つまらない」と感じる最大の原因は、「やることがない」と感じてしまうことです。しかし、桃鉄では最下位だからこそ使える、強力な逆転戦術が存在します。
貧乏神を押し付けられた場合、最下位のプレイヤーがその貧乏神を上位プレイヤーに押し付けることが最大の目標になります。貧乏神は、目的地の近くにいるプレイヤーを避けて移動する傾向があるため、最下位でも常に目的地付近に滞在することで、貧乏神を次のプレイヤーに押し付けるチャンスを高められます。
所持金や物件の総額が低い最下位にこそ、**「とっかえっこカード」や「たいらのまさかど」**といった、他プレイヤーの資産を一時的に自分のものにする、または目的地に一気にワープするカードが重要になります。最下位だからこそ、遠慮なくカードを使い切って、状況を打開しましょう。
最下位でも、決して諦めてサイコロを振るだけになってはいけません。物件駅には止まらず、カード駅やイベントマスを積極的に狙い、逆転の種となるカードを集め続けることが重要です。
桃鉄は「友情破壊ゲーム」と呼ばれるほど熱くなるゲームです。「マジギレ」しないためには、事前のルール作りと心構えが大切です。
誰かを狙って攻撃する際も、「今、一番資産を持っている人を集中的に攻撃する」という暗黙のルールを設定しましょう。個人的な恨みで最下位のプレイヤーを攻撃すると、空気が悪くなります。
キングボンビーを友達に押し付けた後、「ごめん!でも桃鉄だから!」と笑って流す姿勢が重要です。ゲームだと割り切り、個人攻撃ではないことを明確にしましょう。
桃鉄を遊ぶ時は、最初から「このゲームで友達が破産しても、絶対にお金の貸し借りはしない」って宣言しています(笑)。あくまでゲーム内の出来事として楽しむことが大事ですね!
「なんjでもつまらない意見が多い?」という疑問については、インターネット上の掲示板文化を理解する必要があります。
匿名掲示板やSNSでは、桃鉄を深くやり込んだ熱心なファンやヘビーユーザーが、過去作との違いや、最新作のバランス調整について、時に辛辣な意見を投稿することがあります。
彼らの「つまらない」という意見は、「もっと昔のあの要素が欲しかった」「この新カードはバランスを崩している」といった、高度なゲームバランス論であることが多く、ライトユーザーの「面白いつまらない」とは視点が違う場合があります。
「なんJ」などの意見は、一つの参考情報として捉え、あまり深く気にしないのが吉です。実際に自分でプレイして、その面白さを体感するのが一番です。
桃鉄Switchの中古価格はどれくらいかというと、大ヒット作ゆえに市場には豊富に出回っていますが、その人気から極端な値崩れはしていません。
項目 | 中古版 | ダウンロード版 |
価格 | 新品より安い傾向にある。 | 定価販売が多い。 |
利便性 | カセット入れ替えの手間がある。 | すぐに起動でき、持ち運びも不要。 |
売却 | プレイ後に売却して資金を回収できる。 | 売却不可。 |
注意点 | ケースやカセットの状態をチェックする必要がある。 | Switch本体の容量を圧迫する。 |
桃鉄はSwitchだけでなく、最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』がPCゲームプラットフォームのSteamでも発売されています。
Steam版は、PCでプレイできるため、より高性能なディスプレイやキーボードで遊ぶことが可能です。そして、気になる「スチーム コントローラー」の互換性ですが、SteamではXboxコントローラーやPlayStationコントローラー、さらにはSwitchのProコントローラーなど、ほとんどの主要なゲームパッドが使用可能です。
操作感はSwitch版とほぼ変わりませんが、PCスペックによってはよりスムーズな動作が期待できます。家でじっくりと、自分の好きなコントローラーでプレイしたい場合は、Steam版も有力な選択肢となるでしょう。
桃鉄Switchが「つまらない」と感じる人がいるのは、「運要素の強さ」と「長期プレイでの作業感」が原因です。しかし、これらの要素は、桃鉄というゲームが持つ「理不尽なまでの逆転劇」を生み出すために不可欠な要素でもあります。
桃鉄Switchの「独占システム」は強すぎませんか?
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