「サブノーティカはつまらない」は嘘?深海サバイバルホラーの魅力

あなたは今、『Subnautica(サブノーティカ)』というゲームに興味を持ちつつも、「つまらない」という評判や、「怖すぎる」「めんどくさい」といったレビューを見て、購入を迷っているのではないでしょうか?


結論からお伝えすると、サブノーティカは「人を選ぶゲーム」であることは間違いありませんが、ハマる人にとっては時間を忘れるほど夢中になれる、最高の海洋サバイバルゲームです。
この記事では、なぜ一部の人が「つまらない」と感じるのか、その理由を徹底的に掘り下げるとともに、深海探索の「怖い」要素や、資源集めの「めんどくさい」を乗り越えて楽しむための具体的な方法まで、すべてを網羅して解説します。
この記事を読めば、あなたがサブノーティカに向いているかどうか、購入前に判断できるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

このページの目次

【まず知りたい!】『サブノーティカ』ってどんな内容のゲームなの?

『サブノーティカ』は、広大な未知の海洋惑星に不時着した主人公が、脱出を目指してサバイバルと探索を行うオープンワールドアドベンチャーゲームです。

サブノーティカの基本要素

  • ジャンル:海洋サバイバル、オープンワールド、アドベンチャー
  • 舞台:惑星4546B(ほぼ水没した海洋惑星)
  • 目的:不時着した宇宙船の乗組員として、惑星から脱出すること
  • 主要な行動:探索、資源採集、クラフト、基地建設、巨大生物との遭遇
プレイヤーは、サバイバルナイフ1本からスタートし、酸素や水分、食料を確保しながら、周囲の環境を探索します。

ゲームの核となるのは、設計図(データ)を探し出し、それを基に高性能な潜水艇やハイテク装備をクラフトしていくことです。最初は浅瀬しか探索できませんが、物語を進めるにつれて、より深く、より危険な深海へと潜っていきます。
この「徐々にできることが増えていく」感覚と、「未知の領域を自らの手で切り開く」探求心が、多くのプレイヤーを夢中にさせる最大の魅力と言えます。

プレイ開始直後!『サブノーティカ』でまず何をするべきか知りたい!

「まず何をする」べきか分からず、ゲームが停滞して「つまらない」と感じてしまうプレイヤーは少なくありません。サブノーティカの序盤はチュートリアルがほとんどないので、まずは以下のことを目標にしましょう。

サブノーティカ序盤の最優先目標
  1. サバイバルツール(ナイフ、スキャナー、酸素ボンベ)の作成
  2. ライフポッド周辺の浅瀬(セーフゾーン)の資源を採集
  3. 初期潜水艇「シーモス」の設計図(フラグメント)の発見・スキャン

特に重要なのは、スキャナーを作ることです。これがないと、重要な設計図の破片をスキャンできず、上位のアイテムを作ることができません。スキャナーさえ作れれば、あとは探索中に見つかる通信機からの情報や、墜落した宇宙船「オーロラ号」からのヒントを頼りに、自然と次の目的地が見えてきます。

ヒント:序盤で集めるべき重要資源

序盤は特に「チタン(クラフト全般)」「銅鉱石(バッテリーや電子部品)」、そして食料・水確保のための「魚」と「ブラダフィッシュ」を優先的に集めましょう。チタンは、ライフポッドの残骸(スクラップ)をスキャンすることで大量に入手できます。

「サブノーティカはつまらない」と感じてしまうのはなぜ?3つの理由を解説!

一部のプレイヤーが「つまらない」と感じるのは、このゲームの「独特な構造」に原因があります。主に以下の3つの理由が挙げられます。

探索の自由度が高すぎて「何をすればいいか分からない」

サブノーティカは、親切なナビゲーションがありません。ストーリーはありますが、目的地への道筋が常に示されるわけではありません。そのため、目的意識を持てないまま資源集めや浅瀬の探索を続けてしまい、「単調でつまらない」と感じてしまうことがあります。
これは、「自分で目標を設定して楽しむ」ことが得意な人ほどハマりやすいという裏返しでもあります。

深海への恐怖!『サブノーティカ』の「怖い」要素がトラウマ級って本当?

『サブノーティカ』はサバイバルゲームですが、実質的には強烈な海洋ホラーゲームとしての側面を持っています。「怖い」という要素が「つまらない」を凌駕し、プレイを断念する人もいるほどです。

暗闇と閉塞感が「怖い」要素を増幅させる

深海へ潜れば潜るほど、光は届かず、周囲は真っ暗になります。この「暗闇の向こうに何がいるか分からない」という状況が、プレイヤーの恐怖心を強く煽ります。さらに、酸素の残量や水圧による潜水艇の耐久度といった制限が、閉塞感を生み出します。

リーパー・リヴァイアサンなど巨大生物の恐怖は「トラウマ」級

特に有名なのが、巨大生物であるリーパー・リヴァイアサンの存在です。彼らはプレイヤーの潜水艇を一瞬で破壊する力を持っており、その咆哮はまさに「トラウマ」ものです。この恐怖がサブノーティカの醍醐味であると同時に、人を選ぶ最大の要因となっています。

プレイ開始してすぐ、オーロラ号付近を探索中にアイツ(リーパー)に襲われた時はマジで心臓止まるかと思った。ゲームなのに海に対してトラウマになった。

深海恐怖症の私には刺激が強すぎたけど、巨大生物から逃げ切れた時の達成感は他のゲームでは味わえない!怖さを乗り越えると面白さが倍増するよ!

注意:海洋恐怖症(タラソフォビア)の人は注意が必要

サブノーティカは、深海、巨大な生物、底知れない暗闇など、海洋恐怖症の人が苦手とする要素が非常に濃く含まれています。不安な方は、プレイ動画などで確認してから購入することをおすすめします。

資源集めや移動が「めんどくさい」と感じた時の解決策は?

ストーリーの中盤から終盤にかけて、「もっと深い場所の資源が必要」「遠くのバイオーム(生態系)へ行きたい」という状況が増え、資源集めや移動が「めんどくさい」と感じる瞬間が増えます。

問題点 解決策(めんどくさいを解消する鍵)
酸素が足りず何度も浮上が必要 上位酸素ボンベ、シーモス(潜水艇)の導入
遠い場所への移動が大変 ムーンプールと基地の設置、プローンスーツ(歩行型潜水艇)の作成
資源の持ち運びに限界がある サイクロプス(大型潜水艦)の導入、ロッカーの大量設置
この「めんどくさい」と感じるプロセスこそが、上位の装備を作らせるためのモチベーションになります。めんどくささを乗り越え、強力な移動手段(サイクロプスやプローンスーツ)を手に入れた時の快適さは格別です。「めんどくさい」と感じたら、まずは「新しい乗り物」を作ることを目標にしてみてください。

途中で「飽きる」かも?クリアまでモチベーションを保つための秘訣!

サブノーティカのクリア時間は、探索のスピードにもよりますが約30〜60時間と言われています。中盤で目的を見失い「飽きる」と感じてしまう方もいるでしょう。飽きずに最後まで楽しむための秘訣をご紹介します。

目標は「基地建設」と「深海のロマン」に切り替える

脱出というストーリー目標とは別に、中盤以降は以下の目標に切り替えてみると楽しめます。

  • 豪華な基地の建設:海底の絶景ポイントに、ムーンプールや発電所を備えた大規模なマイホームを作る。
  • 全バイオームの制覇:まだ行ったことのない深海のバイオーム(巨大キノコの森、炎の地域など)を全て発見する。
  • 生態系の観察:危険な巨大生物を含め、全生物のスキャンをコンプリートする。

特に、基地建設は自由度が高く、建築資材を集めることがそのまま探索の動機付けにもなります。

『サブノーティカ』と『Below Zero』、結局「どっちが面白い」のか比較してみた!

続編の『Subnautica: Below Zero(ビロウ ゼロ)』も出ていますが、「どっちが面白い」のか迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴を比較します。

サブノーティカ (無印) ビロウ ゼロ (Below Zero)
舞台 広大な熱帯の海 氷山や雪原の地上、北極圏の海
「怖さ」 ★★★★★(未知の恐怖・トラウマ級) ★★★☆☆(ホラー要素は控えめ)
サバイバル難易度 高め(水、食料、酸素管理がシビア) やや低め(地上サバイバル要素あり)
ストーリー 抽象的、探索で紐解く(主人公は無口) 明確、ボイス付き主人公が積極的に関わる
おすすめな人 純粋なサバイバル、探索の恐怖を求める人 ストーリー重視、快適な操作性を求める人
無印のサブノーティカは、「底知れない恐怖」と「孤独な探索」という点において、ビロウ ゼロを上回ると評価する人が多いです。しかし、ビロウ ゼロは乗り物やUIの操作性が向上しており、ストーリーもわかりやすいため、初心者の方にはこちらの方がとっつきやすいかもしれません。
初めてプレイするなら:無印サブノーティカから始めるのがおすすめ!

【機種別】Nintendo Switch版は本当に「重い」の?動作環境やバグについて

サブノーティカはPC(Steam)版がオリジナルですが、PS4/PS5、Xbox、そしてNintendo Switchなど様々な機種で発売されています。「スイッチ 重い」という評判を目にして不安に感じている方もいるでしょう。

Switch版の動作の真実

結論として、Switch版は他の据え置き機やPC版と比べて「動作が重い」と感じる場面が多いのは事実です。
主な原因は、広大なオープンワールドを処理しきれないことによるロードの遅延と、テクスチャの読み込みの遅さです。特に、高速移動中や、深海の複雑な地形を読み込む際にフレームレートが低下したり、地形データが急にポップアップしたりする現象が見られます。

注釈:PC版との違い

PC版はMOD導入などカスタマイズ性が高く、ハイスペックPCであれば最高のグラフィックと快適な動作でプレイ可能です。Switch版は、携帯して手軽に遊べるというメリットを優先し、グラフィックと動作負荷を抑えた仕様になっています。

ただし、発売当初に比べてアップデートで改善は進んでおり、プレイが不可能というレベルではありません。**「どこでも気軽に深海サバイバルを楽しみたい」**という方には、Switch版も充分選択肢に入ります。

【最新情報】続編「三作目」はいつ出る?開発状況をチェック!

サブノーティカのファンにとって最も気になる情報の一つが、待望の続編「三作目」についてでしょう。
開発元のUnknown Worlds Entertainmentは、2024年現在、サブノーティカシリーズの次作(非公式名称:サブノーティカ3)を開発中であることを公式に発表しています。
リリース時期については、2025年後半〜2026年頃が有力視されていますが、具体的なタイトルや内容についてはまだほとんど公開されていません。しかし、無印の恐怖とビロウ ゼロの快適性を融合させた、より洗練された作品になることが期待されています。

サブノーティカの三作目の舞台は?

詳細は未発表ですが、前作までと同様に惑星4546B、あるいは全く新しい惑星が舞台となる可能性が考えられます。探索のロマンは間違いなく継承されるでしょう。

「サブノーティカはつまらない」は誤解?ハマる人の特徴まとめ

改めて、サブノーティカというゲームが「つまらない」のではなく、「特定のプレイヤー層に深く刺さる構造を持っている」ということを解説してきました。

サブノーティカに「ハマる人」の3つの特徴

  1. マニュアルなしで「自分で目標」を見つけられる人
  2. 「未知へのロマン」や「探索の達成感」を何よりも重視する人
  3. ホラー要素(巨大生物の恐怖)を「スリル」として楽しめる人
もしあなたが上記の特徴に当てはまるなら、サブノーティカはあなたのゲーム体験を大きく変えるポテンシャルを秘めています。「怖い」「めんどくさい」という要素は、全てそれらを乗り越えた時の「快感」を増幅させるためのスパイスなのです。

ぜひ、あなた自身の目で、底知れない海洋惑星のロマンと、一歩踏み出す勇気の先にある達成感を味わってみてください。

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