メイドインアビス 闇を目指した連星が2022年9月に発売されてから3年近く経過した今も、「ひどい」「クソゲー」「度し難い」との声がSNSやレビューで飛び交う。
スパイク・チュンソフトが手がけた3DアクションRPGは、原作のダークファンタジーを忠実に再現しつつ、操作のモッサリ感や理不尽な難易度、バグの多さでユーザー離れを招いた。
一方で、アビスの世界観にどっぷり浸かれる没入感やオリジナルストーリーの魅力にハマるファンも多い。
この記事では、そんな「ひどい」ポイントを詳細に検証し、良い面も公平に分析する。原作ファンから新規ユーザーまで、買うべきかを判断できる超詳細レビューをお届けする。パッチ適用後の2025年現在評価も含め、ネタバレ控えめで進める。
メイドインアビスは、つくしあきひと氏による2012年から連載中の漫画だ。巨大な縦穴「アビス」を舞台に、探窟家見習いの少女リコとロボット少年レグが、遺物や未知の生物を求めて深層を目指す物語である。かわいらしい絵柄とは裏腹に、過酷な「アビスの呪い」やグロテスクな描写が特徴で、CERO Z指定のダークファンタジーとして爆発的人気。アニメ化や劇場版も成功し、累計発行部数は1000万部超えを記録した。
ゲーム化のきっかけは、アニメ第2期「烈日の黄金郷」の告知時。スパイク・チュンソフトがChime Corporationと開発し、原作者監修のもとで「度し難いアクションRPG」を標榜。PS4/Switch/Steamで発売され、価格は7200円+税。フルボイスで原作キャストが復帰し、期待を集めたが、発売直後から「ひどい」の烙印を押されたのである。
原作の核心は、アビスの呪いだ。下るのは自由だが、上昇するほど吐血・幻覚・肉体変形などの負荷がかかる。この理不尽さが緊張感を生み、読者を魅了する。ゲームではこれをシステム化し、体力・満腹度・スタミナをリアルタイム管理。魅力的なはずが、操作の遅延で即死連発となり、「ひどい」との不満爆発の原因となった。
アニメファンには追体験の喜びがあるが、ゲーム初心者には「度し難い」ハードルが高い。原作の哲学的深みを、アクションで体現した点は評価されるが、快適さが欠如したのが「ひどい」所以である。
2021年5月発表、2022年9月1日発売(Steam9月3日)。ティザーPVで「度し難い」をアピールし、予約殺到。ファミ通レビューは32/40点とまずまずだったが、ユーザー評価はMetacriticで60点前後と低迷。パッチでバグ修正が進んだが、根本的な難易度調整は不十分。2025年現在、Steam80%オフセールで再評価の兆しも。
本作の目玉は2モード構成。アニメ追体験の「HELLO ABYSS」とオリジナル探窟の「DEEP IN ABYSS」。後者が本編だが、前者をクリア必須で、計5時間以上のチュートリアル状態。
リコとレグを操作し、原作序盤を追体験。フルボイスで没入感はあるが、戦闘・探索が単調。目的地アイコンが見づらく、戻れない崖落ちでやり直し多発。レビュアーからは「最長のチュートリアル」と酷評され、「ひどい」代表例に。スキップ不可がファン以外を遠ざけた。
NG! HELLO ABYSSを飛ばしたい人はMOD必須(PC版限定)。新規は原作視聴後推奨。
自キャラ作成で深層探窟。依頼クリアでランクアップし、深界5層まで到達。原作者監修のストーリーは「もう一つのアビス譚」で好評。クラフト・上昇負荷のサバイバルが魅力だが、スタミナ切れ即死や迷宮構造でストレスMAX。ファンからは「アビスそのもの」と絶賛される一方、「ひどいバランス」との声も。
ヒント:塩必須!負荷軽減に活用。地図作成で迷子回避。
最大の「ひどい」要因は操作。3Dアクションなのに移動がカクカク、ジャンプ連発で負荷発動。
原生生物戦は弱点突きが鍵だが、入力ラグでミス連発。レグのAIがポンコツで援護せず、序盤で全滅。パッチで改善されたが、Switch版はフレーム低下が残る。「ダクソ並み」と揶揄される難易度が「ひどい」の象徴。
発売時バグ祭り:落下判定ミス、セーブ消失。パッチ連発で安定したが、Switch携帯モードで30fps固定。Steam版はMODで救済可能だが、コンソール勢は苦痛。
注意! Proコン推奨。バッテリー激減で据え置き必須。
原作BGMリマスターが美しいが、SE過多で興ざめ。
アニメキャスト復帰で感動。リコの「レグー!」が可愛いが、頻繁すぎてイラつく。負荷時の悲鳴が精神攻撃級。
「ボイス神だが、SEうるさすぎてオフ必須」(30代男性、原作ファン)
深層の幻想美は秀逸だが、テクスチャ粗くポップイン多発。Switch版は解像度低めで「PS2級」との辛辣レビュー。
ジャンプで吐血、操作反転の恐怖が原作準拠。魅力だが、頻度高すぎてストレス。
肉調理・クラフトが奥深く、成長実感あり。だが、持ち物制限で計画ミス即ゲームオーバー。「マゾゲー」との異名を取る。
塩と繊維を常備!負荷耐性アップで生存率激変。
3層目が特に酷評。ハシゴ連発と敵配置の理不尽さで「クソ」との声。やり込み派には天国だが、カジュアル勢には「ひどい」。
Amazon星3.5、Steam混合。原作愛でカバーする声多数。
「操作クソ、難易度鬼畜。返品した」(20代男性)
「アビスそのもの!死にまくってハマった」(30代女性、ファン)
「バグ多すぎ。低予算感ハンパない」(40代男性)
複数パッチでバグ減少、難易度緩和オプション追加。Steam80%オフで2000円以下に。
| プラットフォーム | 問題点 | 改善度 |
|---|---|---|
| Switch | フレーム低下 | ★★ |
| PS4 | ロード長 | ★★★ |
| Steam | MOD対応 | ★★★★ |
原作ファン向けのニッチ作。「ひどい」は世界観再現の代償。
| 項目 | 評価(5点満点) | コメント |
|---|---|---|
| 世界観 | 5 | アビス完璧再現 |
| ストーリー | 4 | オリジナル秀逸 |
| 操作 | 2 | モッサリひどい |
| 難易度 | 3 | 理不尽だが中毒 |
| 総合 | 3 | ファン3.5、新規2 |
原作ファン4点、非ファン2点。セール待ち必須。
HELLO ABYSSで基礎学習可だが、深淵知らずは挫折必至。アニメ視聴推奨。
度し難い。パッチで緩和も、マゾ向け。
大半修正。Switch版は重さ残る。
Steam最適。MODで操作改善。
2000円以下ならファン必買。
「ひどい」は操作・難易度の未熟さから来るが、原作再現の徹底ぶりは唯一無二。パッチとセールで再挑戦の価値あり。ライト層はアニメから。新スマホゲー「度し難い不思議な旅」にも期待。奈落へ飛び込むか、地上で応援か、あなた次第だ。
この記事を読んで思ったこと、ぜひ感想やツッコミがあれば自由に以下よりシェアしてください!