ソフトテニス初心者にもおすすめの上達法・練習法

ソフトテニス上達革命

 

高校時代の3年間、野口英世先生から学んだことはたくさんあります。

 

一つ目は、「技より心」という言葉です。私はこの言葉を、競技生活の中で最も痛感しています。競技には勝ち負けがあり、誰もが「負けたくない」という気持ちを持って戦っています。この気持ちがとても大切で、例えば試合で負けそうになったとき、一番気持ちがある人が勝つのだと学びました。このことを思ったのは、前回の高校大会の準決勝、同級生の勝又選手と小松崎選手の試合です。

 

選手だけでなく、応援席のみんながひとつになり、6マッチダウンしながらも逆転勝ちできたときだったと思います。この言葉は、3年間の大会を通して、私のゲームに対する価値観を、リアルに、具体的に変えてくれました。

 

野口先生のおかげで、貴重な高校生活を幸せな結果で終えることができました。今の私があるのは、野口先生の優しく、時に厳しいご指導のおかげです。誰よりも選手のことを考え、選手のために命をかけてくれた方です。

 

野口先生は、私の師匠です。私の人生を変えてくれた素晴らしい方です。

 

どの高校に行こうか迷っていた私に、野口先生は「文化大学に来ないか」と声をかけてくださり、文化大学への入学を決めました。どの高校に行こうか迷っていた私に、「文化大学に来ないか」と誘ってくれたのです。この誘いがなかったら、私の人生はとてもつまらないものになっていたでしょう。

 

最初は「技術よりも心が大事」「勝つことよりも大事なことがある」という彼のモットーの意味がわからなかった。最初は意味がわからなかった。野口先生はソフトテニスの技術や戦略だけでなく、テニスに対する姿勢や心を強くする方法をたくさん教えてくれました。

 

寮では、私たちの親代わりとなり、私たちのプライベートの大切さを気づかせてくれました。野口さんは私の恩師であり、優しく、時に厳しい親です。

 

野口さんとの出会いは、中学生のとき。県大会で監督をされていたんです。野口先生が監督で、私が選手でした。中学生だった私にとって、野口先生の指導は目からウロコでした。技術だけでなく、「腹式呼吸」や「イメージトレーニング」なども初対面で教えていただきました。その日から毎日腹式呼吸の練習をし、寝る前には必ずイメージトレーニングをするのが日課になりました。

 

先生の指導を色に例えるなら、私は「透明感」です。選手を自由にさせ、選手一人ひとりの個性を大切にする。選手が自分の色を出せる。それが野口先生の指導法です。

 

広い心と強い芯を持った先生で、私はこの12年間、文化大杉並の指導をさせていただきました。隣にいると、野口先生のすごさがよくわかりますよ。 中学生の時に野口先生と出会えた私は幸せ者です。

 

心は技を凌駕する!と言っていました。最高の言葉です。技術だけでなく、心も教えてくれる超一流の先生です。

 

野口先生は、自分で考え、行動することを教えてくれます。決して怒鳴るのではなく、常にヒントを与えてくれて、そこから自分で考える。だから、やらされるテニスではなく、自分のやりたいテニスができるようになるんです。

 

技術面では高校レベルだけでなく世界で勝つことを重視し、精神面ではみんなから応援される選手になることを特に重視しているので、テニスに打ち込める環境を与えてもらっています。

 

野口先生の指導法には、先生の工夫や経験、思いが詰まっています。冊子『インターハイで勝つために』には、大切なことが言葉としてまとめられている。生徒たちは一生懸命に取り組み、結果を出しています。

 

指導法は「メイク1」「ひねり返し」「目からウロコのボレー」など、シンプルでわかりやすく、選手も覚えやすく、実行しやすい。そして、「テニスワード」です。テニスワードとは、野口さんが考えた「あ」から「ん」まで、テニスをする上で大切な、心に響く言葉のことです。文化大学杉並校のモットーである「心は技を凌駕する」もその一つです。

 

野口氏は技術面だけでなく、選手の人間的な成長を考え、メンタル面からも指導している。その結果、コート上のプレーも変わってくる。指導しているときはキリッとした顔で、それ以外のときは元気ないい笑顔で、みんなから信頼されている指導者だ。

 

野口さんが大切にしているのは、ソフトテニスの技術や戦術だけでなく、選手として、またコートの外にいる人間として大切にしていることです。

 

文化大杉並高校時代には、次のような言葉を教えてくださいました。技術よりも心が大事、勝つことよりも大事なことがある、周りから応援される選手になれ。毎日練習に参加し、その場でアドバイスをしてくれます。

 

また、一人ひとりのテニススタイルを尊重する。インターハイで勝つために』やテニス用語の50音表などを使って、プレーのコツやプレーヤーとして知っておくべきことを、わかりやすく、覚えやすく教えてくれる。

 

毎日指導を受けることができ、教材もたくさんありますが、その中でも野口先生が大切にしているのは「自主性」です。自分で考えて動くからこそ、最後にはコートで力を発揮することができるのです。常に選手のことを第一に考え、真摯に接してくれる。だからこそ信頼できるのであり、彼と出会った人は、彼と一緒に人生を変えることができると思っています。私も野口先生に人生を変えられた一人です。