ハンドボールの効果的なディフェンス練習方法を学びたい人へ

石川総監督は就任以来、同部を全国大会の常連校に育て上げ、全国大会7回の優勝に導いた。
高校の部活動では、強豪校は全国大会の常連で、地区大会で負けたチームは毎年決まっているのが普通です。
もちろん、個人技の差はありますが、ハンドボールはチームスポーツです。
守備が消極的なのは、ファウルを否定的に捉えているからだと思います。
強豪校は、ファウルを相手の攻撃を崩し、ディフェンスの体勢を整える有効な手段として活用しています。
このように選手の意識を変えるためには、選手自身が正しい知識を身につけることも必要ですが、指導者が何が良くて何が悪いのかを知ることも非常に重要です。

 

強豪校に共通しているのは、攻めるディフェンスを実践していること。
石川総監督は、20年以上ハンドボール指導に携わり、その手腕でU-18日本代表の監督・コーチを務めています。
このDVDは、専門家や評論家のような理論的な提案ではなく、中高生にもわかりやすく、実践しやすい内容になっているので、部活動のパートナーとして最適です。

 

ディフェンスの考え方は監督によって異なりますが、強いチームでは共通して「攻めるディフェンス」を実践しています。
ディフェンスにはいろいろな形がありますが、まず、選手一人ひとりの正しいポジショニングを知ることが、チーム全体のディフェンスにつながります。

 

正しいポジショニングは動き出しを早め、守備範囲を広げます。
フットワークの練習をしているのに、1対1の間合いを詰められないのは、下半身の使い方に問題があるのかもしれません。

 

本格的な練習試合は楽しいけど、基礎練習は単調で厳しいし、つまらない...そう思っていませんか?
フットワークの練習では、試合を想定して、このフットワークをいつ使うか、ということを意識する必要があります。
無理に横から手を出すと退場するリスクがありますが、そのまま手を切り込ませてしまうと失点してしまう...。

 

これがわかると、1対1が怖くなくなり、ディフェンスが楽しくなるかもしれませんよ。
攻撃的なディフェンスは、オフェンスファウルにつながり、速攻のチャンスも生まれます。
実は1対1のディフェンスでは、意識的に重心を下げる必要があります。

 

つまり、ディフェンスの上達は、オフェンス側のチームメイトのレベルにかかっているのです。
ディフェンスでしっかりファウルをするだけでなく、ボール奪取を目指すことも重要です。
1対1では強くても、6対6になった途端、ディフェンス力を発揮できないことがあります。
その理由は、チームディフェンスの基本である2対2に対応する能力が不足しているからです。

 

強豪校のディフェンスは、常に相手のボールをマイボールにする機会をうかがっています。
近年のハンドボールでは、クロスプレーを起点に攻めるオフェンスが多く見られる。
6対0に限らず、チームディフェンスでは、チームごとに基本的な役割や動きが決まっています。

 

強豪校と戦う場合、1対1では抑えきれない場面は避けられない。
6mまでしか引かない消極的なディフェンスでは、県大会では勝てないのです。

 

これからは、その悔しさ、負けることへの恐怖がなくなり、楽しくプレーできるようになるはずです
石川総監督の指導法は、ハンドボールディフェンスの基本的な動きや考え方に重点を置いているので、問題はないでしょう。
むしろ、身長が低い選手でも、ディフェンスのコツを掴み、チーム内での自分の役割を理解することで上達することができます。