速達切手の組み合わせ完全ガイド!料金表から賢い貼り方まで網羅

「急ぎの手紙を送りたい」「大切な書類をすぐに届けたい」そんな時、頼りになるのが「速達」ですよね。
でも、「速達ってどうやって送るの?」「切手はどのくらい貼ればいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?


特に、ぴったりな額面の速達切手がない場合、「どう組み合わせればいいの?」と頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。ご安心ください!


この記事を読めば、速達切手の組み合わせに関するあらゆる疑問が解決します。料金の計算方法から、賢い切手の貼り方、さらにはよくある疑問まで、速達を使いこなすための情報を網羅的に解説していきます。これであなたも、速達マスターに!さあ、一緒に見ていきましょう!


このページの目次


そもそも速達って何?普通の郵便と何が違うの?

まず最初に、「速達」がどんなサービスなのか、基本的なところから確認しておきましょう。

速達の目的って何?

速達とは、その名の通り「通常よりも早く郵便物を届けるサービス」のことです。急ぎの書類や、期日が迫っている手紙など、通常の郵便では間に合わない場合に利用されます。

速達は、土日や祝日でも配達されるのが大きな特徴です。通常の郵便は土日祝日の配達がないため、急ぎの場合は速達が必須になりますね。

速達の料金はいくらかかるの?

速達を利用するには、通常の郵便料金に加えて「速達料金」が加算されます。この速達料金は、郵便物の重さによって変わってきます。

郵便物の重さ 速達料金
250gまで 260円
1kgまで 350円
4kgまで 600円
例えば、定形郵便物(25gまで)を速達で送る場合、基本料金84円に速達料金260円が加算され、合計344円が必要になります。
速達料金は、郵便物の重さで決まる!

なぜ速達切手の組み合わせが必要なの?ぴったりな切手はないの?

「速達料金分の切手があればいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんね。しかし、実際にはぴったりな額面の速達切手が存在しない場合や、手元にある切手を有効活用したい場合に、切手の組み合わせが必要になってきます。

ぴったりな額面の切手がないって本当?

日本郵便では、速達料金専用の切手というものは発行されていません。そのため、通常の郵便料金と速達料金を合算した金額分の切手を貼る必要があります。例えば、先ほどの定形郵便物(25gまで)を速達で送る場合、合計344円が必要でした。しかし、344円の切手は存在しませんよね。そこで、84円切手や260円切手など、手持ちの切手を組み合わせて344円にする必要があるのです。

郵便局で速達を出す場合は、窓口で現金で支払うこともできますし、手持ちの切手で支払うことも可能です。しかし、ポスト投函の場合は、必ず切手を貼る必要があります。

手元にある切手を有効活用したい!

家に余っている切手はありませんか?年賀状の余りや、以前購入したけれど使わなかった切手など、意外と手元にあるものです。これらを有効活用するためにも、切手の組み合わせは非常に重要になってきます。

「前に買った記念切手がたくさん余ってるんだよね。速達で使えるなら使いたいな!」
「10円切手とか1円切手とか、細かいのがたくさんあるから、これで速達料金をまかなえたら嬉しいな。」
このように、手持ちの切手を無駄なく使うためにも、組み合わせの知識は役立ちます。

速達に必要な切手代はいくら?まずは料金計算から!

速達切手を組み合わせる前に、まずは正確な料金を計算することが最重要です。

料金計算の基本ルール

速達の料金は、以下の式で計算できます。基本郵便料金 + 速達料金 = 合計必要料金基本郵便料金: 送る郵便物の種類(手紙、はがき、ゆうメールなど)と重さによって決まります。速達料金: 前述の通り、郵便物の重さによって決まります(250gまで260円、1kgまで350円、4kgまで600円)。

よくある郵便物の料金例を見てみよう!

具体的な例で見てみましょう。

郵便物の種類 重さ 基本郵便料金 速達料金 合計必要料金
定形郵便物 25gまで 84円 260円 344円
定形郵便物 50gまで 94円 260円 354円
定形外郵便物(規格内) 50gまで 120円 260円 380円
定形外郵便物(規格内) 100gまで 140円 260円 400円
定形外郵便物(規格内) 150gまで 210円 260円 470円
定形外郵便物(規格内) 250gまで 250円 260円 510円
定形外郵便物(規格内) 500gまで 390円 350円 740円
定形外郵便物(規格内) 1kgまで 580円 350円 930円
レターパックライト 4kgまで 370円 260円 630円
レターパックプラス 4kgまで 520円 260円 780円
レターパックは、専用封筒の購入費用が基本郵便料金に含まれています。速達で送る場合は、レターパックの料金に速達料金を加算する必要があります。
まずは、送りたい郵便物の「合計必要料金」を正確に計算しよう!

切手の組み合わせ方、基本のキ!何枚まで貼れるの?

合計必要料金が分かったら、いよいよ切手の組み合わせです。

どんな切手を組み合わせればいいの?

基本的には、どんな額面の切手でも組み合わせて貼ることができます。84円切手、100円切手、50円切手、10円切手、1円切手など、手持ちの切手を合計必要料金になるように組み合わせましょう。

記念切手や特殊切手も、額面が記載されていれば問題なく使用できます。デザインが可愛い切手を選んで貼るのも楽しいですね!

切手は何枚まで貼ってもいいの?

「切手をたくさん貼ると、見た目が悪くなるんじゃない?」と心配になるかもしれませんが、枚数に制限はありません。ただし、郵便物の表面に貼るスペースがある限り、何枚でも貼って大丈夫です。

あまりにも多くの切手を貼ると、郵便物のサイズや重さが変わってしまう可能性もゼロではありません。常識の範囲内で、必要最低限の枚数に抑えるのがおすすめです。

貼り方のコツはある?

切手を貼る位置は、郵便物の「右上のスペース」です。縦長の郵便物であれば右上、横長の郵便物であれば右上に横並びに貼るのが一般的です。

  • 切手は重ねて貼らないようにしましょう。消印が押せなくなってしまいます。
  • 切手と切手の間に隙間ができないように、きれいに並べて貼りましょう。
  • 速達を示す「赤い線」や「速達」の文字を消さないように注意しましょう。
切手を貼る際は、郵便物の右上に、消印が押せるように並べて貼るのが基本!

具体的な速達切手の組み合わせ例を見てみよう!これで迷わない!

それでは、具体的な料金を例に、切手の組み合わせ方を見ていきましょう。

例1:定形郵便物(25gまで)を速達で送る場合(合計344円)

最も一般的なケースですね。合計344円にするには、いくつかの組み合わせが考えられます。

組み合わせ例 切手の内訳 合計金額
パターンA 260円切手 1枚 + 84円切手 1枚 344円
パターンB 100円切手 3枚 + 10円切手 4枚 + 1円切手 4枚 344円
パターンC 120円切手 1枚 + 84円切手 1枚 + 50円切手 1枚 + 10円切手 8枚 + 1円切手 2枚 344円
手元にある切手の種類によって、最適な組み合わせは変わってきます。まずは手持ちの切手を確認してみましょう。

例2:定形外郵便物(規格内・100gまで)を速達で送る場合(合計400円)

少し重さのある郵便物の場合です。合計400円を目指します。

組み合わせ例 切手の内訳 合計金額
パターンA 260円切手 1枚 + 140円切手 1枚 400円
パターンB 100円切手 4枚 400円
パターンC 50円切手 8枚 400円
「100円切手や50円切手は使いやすいから、これらをメインに組み合わせると楽ね!」

例3:レターパックライトを速達で送る場合(合計630円)

レターパックライトは、専用封筒代込みで370円です。これに速達料金260円を加算して、合計630円にする必要があります。

組み合わせ例 切手の内訳 合計金額
パターンA 260円切手 1枚 + 100円切手 3枚 + 50円切手 1枚 + 10円切手 2枚 630円
パターンB 100円切手 6枚 + 10円切手 3枚 630円
パターンC 500円切手 1枚 + 100円切手 1枚 + 10円切手 3枚 + 1円切手 0枚 630円
組み合わせは無限大!手持ちの切手と相談しながら、合計金額がぴったりになるように組み合わせよう!

組み合わせる切手、どんな種類があるの?知っておくと便利!

切手を組み合わせる際に、どんな額面の切手があるのかを知っておくと、計算がしやすくなります。

普通切手の主な額面

普段よく目にする普通切手には、以下のような額面があります。

  • 1円切手
  • 2円切手
  • 5円切手
  • 10円切手
  • 20円切手
  • 50円切手
  • 63円切手(はがき料金)
  • 84円切手(定形郵便物25gまで)
  • 94円切手(定形郵便物50gまで)
  • 100円切手
  • 120円切手(定形外郵便物50gまで)
  • 140円切手(定形外郵便物100gまで)
  • 210円切手(定形外郵便物150gまで)
  • 260円切手(速達料金250gまで)
  • 350円切手(速達料金1kgまで)
  • 390円切手(定形外郵便物500gまで)
  • 500円切手
  • 580円切手(定形外郵便物1kgまで)
  • 600円切手(速達料金4kgまで)
  • 1000円切手
上記以外にも、記念切手や特殊切手など、様々な額面の切手が存在します。額面が記載されていれば、種類に関わらず使用可能です。

賢い組み合わせのヒント

大きい額面から使う: まずは、合計金額に近い大きな額面の切手から使うと、貼る枚数を減らすことができます。細かい切手で調整: 残りの金額を、10円、1円といった細かい切手で調整すると、無駄なく使い切ることができます。計算アプリを活用: スマートフォンアプリの中には、切手の組み合わせを計算してくれる便利なものもあります。

「なるほど!大きい切手でベースを作って、細かい切手で調整するのか!これは便利だね。」

こんな時どうする?速達切手に関するQ&A

速達切手について、よくある疑問をまとめてみました。

切手を貼りすぎちゃった場合はどうなるの?
多めに貼ってしまっても、郵便物が届かないということはありません。ただし、過払い分の切手代は戻ってきません。正確な料金を計算して、ぴったり貼るのが一番経済的です。
切手が足りなかった場合はどうなるの?
料金が不足している場合、郵便局から差出人に連絡が入るか、受取人に不足料金を請求されることになります。急ぎの速達便なので、確実に届けるためにも、料金不足は避けたいところです。
料金不足は、配達の遅延につながります!速達の意味がなくなってしまうので、必ず正確な料金を貼りましょう。
速達の赤い線は自分で引くの?
はい、自分で引くことができます。郵便物の表面に、縦長の郵便物なら上部、横長の郵便物なら右側に、赤い線を引いて「速達」と明記します。郵便局の窓口で速達を依頼すれば、局員さんが対応してくれます。
ポストに投函しても大丈夫?
はい、切手と速達表示が正しく行われていれば、ポストに投函しても問題ありません。ただし、集荷の時間によっては、翌日扱いになる可能性もあります。確実に急ぎたい場合は、郵便局の窓口で「速達でお願いします」と伝えて差し出すのが一番確実です。
速達で送れないものってあるの?
基本的に、郵便法で定められた「送れないもの」以外は速達で送ることができます。例えば、現金(現金書留を利用)、危険物、信書以外の荷物(ゆうパックなどを利用)などが該当します。不明な場合は、郵便局に問い合わせるのが確実です。

速達切手以外にもある?便利な支払い方法

ポスト投函でなく、郵便局の窓口で速達を出す場合は、切手以外にも支払い方法があります。

1. 現金で支払う

最もシンプルな方法です。窓口で「速達でお願いします」と伝え、料金を現金で支払います。切手を貼る手間が省けますし、料金計算を間違える心配もありません。

2. クレジットカード・電子マネーで支払う

郵便局によっては、クレジットカードや電子マネーでの支払いに対応している窓口もあります。キャッシュレス決済を普段利用している方には便利ですね。事前に利用できる決済方法を確認しておくと良いでしょう。

3. 郵便局の「料金別納」や「料金後納」を利用する

企業や団体など、大量に郵便物を発送する場合には、「料金別納」や「料金後納」といったサービスを利用することもできます。これは、切手を貼らずに、まとめて料金を支払う方法です。個人で利用することは稀ですが、知っておくと良いでしょう。

窓口なら現金やキャッシュレス決済もOK!手軽さを求めるなら窓口がおすすめ!

速達切手で失敗しないための注意点!これだけは守って!

最後に、速達切手で失敗しないための重要な注意点をお伝えします。

1. 料金の計算は二重チェック!

最も重要なのがこれです。郵便物の種類と重さを正確に測り、合計必要料金を必ず二重で確認しましょう。少しでも不安があれば、郵便局の窓口で確認してもらうのが一番確実です。

料金不足は、配達の遅延やトラブルの原因になります!急ぎの速達だからこそ、料金は正確に!

2. 切手は剥がれないようにしっかり貼る!

せっかく貼った切手が配送中に剥がれてしまっては大変です。糊付けが甘いと剥がれる原因になりますので、切手の裏面全体にしっかり糊をつけ、郵便物に密着させるように貼りましょう。テープで補強するのはNGです。

3. 速達表示を忘れずに!

赤い線と「速達」の文字がないと、通常の郵便物として扱われてしまいます。必ず、目立つように赤い線を引き、「速達」と明記しましょう。市販の速達表示スタンプやシールを利用するのも良い方法です。

4. 郵便局の営業時間や集荷時間を把握する!

ポスト投函の場合、集荷時間を過ぎてしまうと翌日扱いになってしまいます。また、郵便局の窓口も営業時間があります。確実にその日のうちに発送したい場合は、事前に営業時間や最終集荷時間を確認しておくことが大切です。

「せっかく速達にしたのに、集荷時間に間に合わなくて遅れたらショックだもんね。」

5. 心配なら郵便局の窓口へ!

「どうしても不安」「間違えたくない」という場合は、迷わず郵便局の窓口へ行きましょう。局員さんが郵便物の重さを測ってくれて、正確な料金を教えてくれますし、その場で切手を貼って差し出すこともできます。これが一番確実で安心な方法です。

速達は「急ぎ」が命!正確な料金計算と確実な手続きで、スムーズな配達を目指そう!

まとめ:速達切手の組み合わせは怖くない!

いかがでしたでしょうか?「速達 切手 組み合わせ」と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、この記事で解説したポイントを押さえれば、もう迷うことはありません。

  • まずは郵便物の「合計必要料金」を正確に計算する。
  • 手持ちの切手を活用し、合計金額になるように自由に組み合わせる
  • 切手は剥がれないようにしっかり貼り、速達表示を忘れずに行う。
  • 不安な場合は、郵便局の窓口を利用する。

これらのポイントを守れば、あなたの送りたい大切な郵便物は、速やかに、そして確実に相手に届くはずです。これであなたも、速達切手の組み合わせマスター!急ぎの郵便物も、自信を持って送れるようになりますね。ぜひ、この記事を参考に、速達サービスを賢く活用してください!