切手の消印の見方、これで完璧!種類から読み解き方まで徹底解説

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切手の消印って、そもそも何?なぜ重要なのでしょうか?

「消印(けしいん)」という言葉は聞いたことがあっても、その具体的な役割や重要性について深く考えたことはありますか?実は、切手の消印には、私たちが想像する以上に多くの情報と意味が込められているんです。

消印とは、郵便物が発送されたことを証明するために、切手の上に押される印のことです。

その主な目的は、切手の再利用を防ぐこと
一度使用された切手に消印を押すことで、その切手が「使用済み」であることを明確にし、不正な再利用を防止しているわけです。

消印が持つ歴史的・文化的価値とは?

消印は単なる事務的な印ではありません。
そこには、その郵便物がいつ、どこから発送されたのかという「時間」と「場所」の記録が刻まれています。
これは、歴史的な出来事や社会情勢を研究する上で貴重な資料となることもあります。
例えば、特定の災害時に押された消印や、歴史的なイベントに合わせて作られた記念消印などは、当時の状況を今に伝える貴重な証拠となり得ます。
また、昔の郵便局の名称や、今では存在しない地名が刻まれていることもあり、地域の歴史や文化を垣間見ることができる、まさに「タイムカプセル」のような存在なのです。

切手収集における消印の重要性って知っていますか?

切手収集家(切手コレクター)にとって、消印は切手本体と同じくらい、あるいはそれ以上に重要な意味を持つことがあります。

切手の「状態」を判断する重要な要素になる!
消印が切手の中央に美しく押されている「センター消し」や、特定のイベントで押された「記念消し」などは、切手の価値を高める要因になります。

消印の種類自体がコレクションの対象になる!
普通の日付印だけでなく、風景印や小型印、特殊な機械印など、消印そのものの種類を収集するコレクターもたくさんいます。
特定の消印が付いた切手は希少価値が高い!
発行枚数が少ない切手に、さらに珍しい消印が押されている場合、その組み合わせは非常に高い価値を持つことがあります。
このように、消印は切手の歴史を語り、その価値を左右する、非常に奥深い要素なのです。

切手の消印、基本的な構成要素を知っていますか?

切手の消印を読み解く上で、まず知っておきたいのが、消印がどのような情報で構成されているか、ということです。
日本の普通日付印の場合、主に「日付」「郵便局名」「時刻」の3つの要素で成り立っています。

消印の「3つの要素」とは?

要素1:日付(年月日)

郵便物が差し出された年月日が示されます。
和暦(令和〇年〇月〇日)または西暦(20XX.XX.XX)で表記されます。

要素2:郵便局名(地名)

郵便物が差し出された郵便局の名称が示されます。
通常は地名と「郵便局」の文字が含まれます。

要素3:時刻(時間帯)

郵便物が差し出されたおおよその時刻が示されます。
多くは午前・午後の区分と時間帯(例:12-18)で表記されます。

これらの要素が、円形や楕円形の枠の中に配置されています。

消印の形や色にも意味があるの?

消印は、ただ情報が書かれているだけでなく、その「形」や「色」にも種類があり、それぞれに意味や特徴があります。

消印の形ってどんな種類があるの?

最も一般的なのは「丸型(円形)」ですが、他にも様々な形が存在します。

  • 丸型(普通日付印):最も一般的で、日常的に目にする消印です。
  • 楕円形(機械印):郵便物の処理を機械で行う際に使われることが多く、日付や局名が楕円の中に収まっています。
  • 櫛型(機械印の一部):機械印の一部として、切手を消すために櫛の歯のような線が引かれることがあります。
  • 特殊な形(記念印など):特定のイベントや風景に合わせて、星形、ハート形、地域の特産品を模した形など、様々なデザインの消印が存在します。

消印の色にも注目!

ほとんどの消印は黒色ですが、時には他の色の消印に出会うこともあります。

  • 黒色:最も一般的です。
  • 赤色:速達郵便物や、特定の時期に限定して使用されることがあります。
    また、外国の消印では赤色が使われることも珍しくありません。
  • 青色:ごく稀に、特定の郵便局や特殊な郵便物に使用されることがあります。

注意!
消印の色は、インクの種類や経年劣化によっても変化することがあります。
また、古い消印の中には、インクの質が悪く、色が薄くなっているものもあります。

こんなにあるの?切手の消印の主な種類を徹底解説!

一口に「消印」と言っても、その種類は多岐にわたります。
ここでは、私たちが普段目にする機会の多いものから、切手収集家が特に注目する珍しいものまで、主要な消印の種類をご紹介します。

普段よく見る「普通日付印」ってどんなもの?

「普通日付印」は、日常的に郵便局で使用されている、最も一般的な消印です。

和文印(丸一印、欧文印)

和文印は、日本の郵便局名が漢字やひらがなで表記されている消印です。
その中でも、日付と時刻が円の中に収まっているものを「丸一印」と呼びます。

丸一印

最も一般的な丸型の消印。
上部に郵便局名、中央に日付、下部に時刻が表記されています。

欧文印

郵便局名がローマ字で表記されている消印。
主に国際郵便物に使用されますが、国内郵便でも見かけることがあります。

機械印

機械印は、郵便物の大量処理のために機械で押される消印です。
手押し印とは異なり、非常に均一で、日付や局名が楕円形や櫛型と組み合わされていることが多いです。

  • 櫛型機械印:日付印の横に、切手を消すための平行な線(櫛の歯のような形)が複数本引かれているのが特徴です。
  • ローラー印:郵便物を高速で処理する際に使用されることがあり、日付印が連続して押されるような形になります。

ヒント!
手押し印はインクの濃淡やかすれ具合に個体差がありますが、機械印は比較的均一で鮮明なことが多いです。

特別な時に使われる「記念印」とは?

記念印は、特定のイベントや場所を記念して一時的に使用される特別な消印です。
デザインが豊富で、切手収集家にとっては非常に人気が高い種類です。

特殊通信日付印(特印)

特殊通信日付印は、新しい切手の発行や、郵便に関する特別なイベントを記念して使用される消印です。
通常の日付印とは異なり、デザイン性が高く、イベントの内容に合わせたイラストが描かれていることが多いです。

  • 使用期間が限定されているため、希少価値が高いものが多いです。
  • 通常、切手発行日やイベント初日などに、特定の郵便局で押印されます。

風景印

風景印は、その郵便局がある地域の「名所」「旧跡」「特産品」などをデザインした消印です。
全国各地の郵便局にそれぞれ独自の風景印があり、旅の記念に集める人も多いです。

  • 郵便局の窓口で依頼すれば、手持ちの切手やはがきに押してもらうことができます(一部の郵便局では取り扱いがない場合もあります)。
  • デザインは定期的に変更されることもあり、古い風景印は希少価値が高まります。

小型印

小型印は、特定の展示会やイベント会場に臨時に開設される郵便局(出張所)などで使用される、比較的小さなサイズの記念印です。
デザインはイベントに特化したものが多く、使用期間も非常に短いため、入手が難しいことがあります。

注意!
記念印は、そのイベントや切手のテーマに合ったデザインが施されているため、非常に魅力的です。

しかし、使用期間が限られているため、入手し損ねると二度と手に入らないこともあります。

その他、珍しい消印もご紹介

上記以外にも、様々な目的で使われる消印が存在します。

  • 料金別納印・料金後納印:大量の郵便物を送る際に、切手を貼る代わりに料金を一括で支払う場合に押される印です。
    切手の代わりとして機能します。
  • 証紙印:郵便局で販売されている「郵便証紙」に押される印です。
    証紙は切手と同じように郵便料金の支払いに使われます。
  • 外国の消印:海外から届いた郵便物には、その国の郵便局の消印が押されています。
    デザインや表記方法が日本とは異なるため、読み解くのが難しいこともありますが、それがまた魅力でもあります。

「へぇー、消印ってこんなに種類があるんだ!普段何気なく見てたけど、これからはもっとじっくり見てみようかな。

「風景印って、旅の思い出にもなるし、集めるの楽しそう!今度旅行に行ったら、郵便局に寄ってみようかな。

いよいよ実践!切手の消印の「日付」を正確に読み解くコツ

消印の中で最も重要な情報の一つが「日付」です。
いつ郵便物が差し出されたのかを示すこの日付は、切手の歴史を語る上で欠かせません。
しかし、表記方法がいくつかあるため、慣れていないと読み間違えてしまうこともあります。

和暦?西暦?日付の表記ルールとは?

日本の消印では、主に以下の2つの表記方法があります。

和暦表記

「令和〇年〇月〇日」のように、日本の元号が使われます。
例:「令5.7.30」(令和5年7月30日)

西暦表記

「20XX.XX.XX」のように、西暦が使われます。
例:「2023.7.30」

注意!
古い切手や、特定の期間に押された消印では、「昭和」や「平成」などの元号が使われていることがあります。

また、年号が省略されて月日のみが表記されている場合もあります。

数字の並び方、どう見分ける?

日付の数字の並び方は、消印の種類や時代によって若干異なります。

  • 一般的な表記「年.月.日」の順で表記されることが多いです。
    例:「23.7.30」(2023年7月30日)
  • 旧式の表記:古い消印では、「日.月.年」の順になっているものや、漢数字が使われているものもあります。

ヒント!
日付の数字が2桁の場合、それが「年」の下2桁なのか、「月」なのか「日」なのかを判別するには、他の情報(郵便局名や消印の様式)と照らし合わせることが重要です。

かすれた日付、どうすれば読める?

消印が薄かったり、かすれていたりすると、日付を正確に読み取るのは至難の業です。
しかし、いくつかのコツを試すことで、判読できる可能性が高まります。

様々な角度から光を当てる!
斜めから光を当てると、インクの凹凸が影になって、数字の輪郭が浮かび上がることがあります。

ルーペや拡大鏡を使う!
肉眼では見えない細かな部分も、拡大することで判読できる場合があります。

特に、10倍程度のルーペがおすすめです。

スマートフォンのカメラで拡大して撮影する!
高画質のカメラで撮影し、画像を拡大して見るのも有効な手段です。

明るさやコントラストを調整してみるのも良いでしょう。

警告!
消印を無理にこすったり、濡らしたりするのは絶対にやめましょう。

インクがにじんだり、切手自体を傷めてしまう可能性があります。

「かすれた消印、諦めてたけど、光の当て方とかルーペとか、試してみる価値ありそう!」

「郵便局名」の読み方、これで迷わない!

消印に刻まれた郵便局名は、その郵便物がどこから発送されたのかを示す非常に重要な情報です。
旅行の記念に集めたり、特定の地域の郵便局の消印を集めたりする楽しみ方もあります。

地名だけでなく、局名にも注目!

多くの消印には、「地名+郵便局」という形で表記されています。

  • 例1:東京中央(東京中央郵便局)
  • 例2:大阪(大阪中央郵便局)
  • 例3:〇〇駅前(〇〇駅前郵便局)

しかし、注意したいのは、同じ地名でも複数の郵便局が存在する場合があることです。
例えば、「新宿」と書かれていても、「新宿郵便局」なのか「新宿西口郵便局」なのか、あるいは「新宿高島屋郵便局」なのかは、消印のデザインや表記の細部から判断する必要があります。

ヒント!
特定の郵便局の消印を探している場合は、その郵便局がどのような消印を使用しているかを事前に調べておくと良いでしょう。

旧字体や略字、どう判別する?

古い消印の中には、現在とは異なる旧字体や略字が使われていることがあります。

旧字体 「驛」(駅)、「橫」(横)など、現在では使われなくなった漢字が使われていることがあります。
略字 「東」(東京)、「京」(京都)など、地名の一部が省略されていることがあります。
これらの判別には、ある程度の知識や経験が必要になりますが、インターネットで「旧字体 郵便局名」などで検索すると、参考になる情報が見つかることがあります。

また、切手収集に関する専門書やウェブサイトには、旧字体や略字の解説が載っている場合もあります。

外国の消印の地名、どうやって調べる?

海外から届いた郵便物の消印には、その国の言語で地名が書かれています。
これを読み解くのは一見難しそうですが、いくつかの手がかりがあります。

国名コードを探す!
消印のどこかに、ISO 3166-1 alpha-2で定められた2文字の国名コード(例:US=アメリカ、GB=イギリス、FR=フランス)が表記されていることがあります。

都市名の手がかりを探す!
消印に書かれている文字を、Google検索や地図アプリで入力してみるのも有効です。

特に、主要な都市名であれば見つかりやすいでしょう。

切手収集の専門サイトやフォーラムを活用する!
世界中の消印に関する情報が集まっているサイトや、コレクター同士が情報交換するフォーラムなどで質問してみるのも良い方法です。
「外国の消印、読むの難しそうだけど、国名コードとか検索とか、意外と手がかりがあるんだね。

国際郵便が届いたら、じっくり見てみよう!」

意外と見落としがち?消印の「時刻」を読み解く意味

消印に刻まれている「時刻」は、日付や郵便局名に比べて注目されにくい情報かもしれません。
しかし、この時刻にも、郵便の歴史や効率化の過程が垣間見えることがあります。

なぜ時刻が押されるの?

時刻が消印に押される主な理由は、郵便物の「受付時間」を記録するためです。

郵便局での受付時間や、集荷された時間帯を明確にすることで、郵便物の追跡や、万が一のトラブル発生時の原因究明に役立てられます。

また、特に速達郵便や書留郵便など、時間的な制約が重要な郵便物においては、この時刻印がより重要な意味を持つことがあります。

「午前」「午後」の表記と、時間帯の読み方

日本の消印では、時刻は主に「午前」と「午後」の区分と、時間帯(例:12-18)で表記されることが多いです。

午前 「AM」や「午前」と表記され、一般的には0時から12時までの時間帯を示します。
午後 「PM」や「午後」と表記され、一般的には12時から24時までの時間帯を示します。
時間帯表示

「8-12」(午前8時から12時の間)、「12-18」(午後12時から18時の間)のように、数時間ごとの幅で表示されます。
これは、郵便局の窓口営業時間や、集荷のタイミングに合わせて設定されています。

注釈:
時刻の表記は、消印の種類や時代によって異なる場合があります。

古い消印の中には、より細かい時間(例:13時30分)が表記されているものや、24時間表記が使われているものもあります。

「時刻って、そんな意味があったんだ!てっきり適当に押してるのかと思ってたよ。

消印が薄い、読めない!そんな時の対処法は?

せっかく手に入れた切手なのに、消印が薄くて読めない…そんな経験はありませんか?諦めるのはまだ早いです!いくつかの工夫で、判読できる可能性を高めることができます。

光の当て方で変わる?

消印が薄い場合、光の当て方を変えるだけで、見え方が劇的に変わることがあります。

  • 斜めから光を当てる:消印のインクの凹凸が影になり、文字の輪郭が浮かび上がりやすくなります。
  • 透過光で見る:切手を裏側から光に透かして見ることで、インクの濃淡がよりはっきり見えることがあります。
  • 様々な光源を試す:自然光、蛍光灯、LEDライトなど、光源の種類によって見え方が異なることがあります。

ルーペや拡大鏡の活用術

肉眼では判読が難しい細かな文字も、ルーペや拡大鏡を使うことで、はっきりと見えるようになることがあります。

おすすめは10倍程度のルーペです。
あまり倍率が高すぎると視野が狭くなり、かえって見づらくなることがあります。

  • ルーペを消印から適切な距離に保ち、ピントを合わせます。
  • ルーペをゆっくりと動かしながら、文字の輪郭を探します。

無理に触らない!保存の注意点

消印が薄いからといって、無理にこすったり、鉛筆などでなぞったりするのは絶対にやめましょう。

警告!
消印のインクは水に弱いものが多く、濡らしたり湿度の高い場所に放置したりすると、にじんだり消えてしまったりする可能性があります。
また、手垢や油分が付着すると、インクが劣化する原因にもなります。

消印付き切手の正しい保存方法:
  1. 直射日光や高温多湿を避ける。
  2. 切手専用のストックブックやマウントに入れて、空気に触れるのを最小限にする。
  3. 素手で触らず、ピンセットを使用する。
「薄い消印、諦めなくてよかった!これからは、ちゃんとルーペを使って、丁寧に見てみよう。

コレクター必見!消印が切手の価値を決めるって本当?

切手収集の世界では、切手本体のデザインや発行枚数だけでなく、「消印」も切手の価値を大きく左右する重要な要素となります。

消印の種類と希少性

前述したように、消印には様々な種類があります。
その中でも、特に希少価値が高いとされる消印が付いた切手は、高値で取引されることがあります。

  • 記念印(特印、風景印、小型印):使用期間が限定されているため、普通日付印に比べて希少性が高いです。
    特に、イベント会場限定の小型印などは、入手が困難なため高値がつくことがあります。
  • 初期の消印:明治時代など、郵便制度が始まったばかりの頃の消印は、現存数が少ないため非常に珍重されます。
  • 珍しいエラー消印:インクの誤り、日付の誤り、逆さ押しなど、通常とは異なる状態で押された消印は、コレクターの間で非常に人気があります。

消印の状態と価値の関係

消印の種類だけでなく、その「状態」も切手の価値に大きく影響します。

センター消し

消印が切手のデザインの中央に美しく押されているもの。
切手のデザインを損なわず、消印の情報も読み取りやすいため、高く評価されます。

鮮明度

日付や郵便局名がはっきりと読み取れる消印は、価値が高まります。
かすれていたり、にじんでいたりするものは評価が下がります。

切手への影響 消印が切手のデザインを大きく覆い隠していたり、切手を破いていたりすると、価値は下がります。
注意!
消印が押されていない「未使用切手」と、消印が押された「使用済み切手」では、それぞれ異なる価値基準があります。

一般的に、古い切手は未使用の方が高価ですが、特定の記念切手やエラー切手などでは、消印付きの方が価値が高い場合もあります。

専門家への相談の重要性

もし、手元に珍しいかもしれない切手や消印がある場合は、切手専門の鑑定士や切手商に相談することをおすすめします。

彼らは豊富な知識と経験を持っており、消印の種類、状態、希少性などを総合的に判断し、その切手の適正な価値を見極めてくれます。

インターネット上の情報だけで判断せず、専門家の意見を聞くことで、思わぬ発見があるかもしれません。

切手の消印に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、切手の消印についてよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

消印がない切手は価値がありますか?

はい、消印がない切手は「未使用切手」と呼ばれ、通常は使用済み切手よりも価値が高いとされています。
特に、発行枚数が少ない古い未使用切手は、非常に高価で取引されることがあります。
ただし、切手の種類や状態によって価値は大きく異なります。

消印をきれいに剥がす方法はありますか?
消印は切手の再利用を防ぐために押されるものであり、意図的に消印を剥がしたり消したりすることは、郵便法に抵触する可能性があります。また、無理に剥がそうとすると切手自体を傷つけてしまうため、推奨されません。

消印付きの切手は、そのままの状態でコレクションするのが一般的です。

外国の消印はどうやって調べればいいですか?
外国の消印を調べるには、いくつかの方法があります。
  • 国名コードの確認:消印にISOの2文字国名コード(例:US, GB, FRなど)が記載されていないか確認します。
  • オンラインデータベースや専門サイト:世界中の消印を網羅したデータベースや、切手収集家向けの専門サイトで検索してみます。
  • 切手収集フォーラムやコミュニティ:判読が難しい場合は、オンラインの切手収集フォーラムなどで画像を投稿し、他のコレクターに助けを求めるのも有効です。
消印の種類はどこで確認できますか?
日本の消印の種類については、日本郵便の公式サイトや、切手収集専門の書籍、ウェブサイトなどで詳細な情報を確認できます。

特に、風景印については、日本郵便のウェブサイトに全国の風景印の画像が掲載されています。

まとめ:切手の消印は奥深い!あなたも消印の達人に!

この記事では、「切手 消印 見方」をテーマに、消印の基本的な知識から、その種類、そして具体的な読み解き方まで、詳しく解説してきました。

切手の消印は、単なる「使用済み」の印ではありません。
そこには、郵便が送られた「いつ」「どこで」「どのように」という情報が詰まっており、時には歴史を語り、時には地域の文化を伝える貴重な存在です。

あなたの手元にある切手の消印を、この記事を参考にじっくりと観察してみてください。

きっと、これまで気づかなかった新しい発見があるはずです。
そして、消印の奥深さに触れることで、切手収集の楽しみがさらに広がるかもしれませんね。
さあ、あなたも今日から消印の達人を目指してみませんか?