「使い切れなかった切手、誰かに譲りたいけど、郵送しても大丈夫なのかな?」
「フリマアプリで売れた切手、どうやって送ればいいの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
結論から言うと、切手は郵送できます!
ただし、いくつかの注意点や、より安全に送るための方法を知っておくことが大切です。
この記事では、「切手 郵送していいか」というあなたの疑問を解消し、安全かつ確実に切手を郵送するための具体的な方法や、知っておくべきポイントを徹底的に解説していきます。
読み終わる頃には、あなたも安心して切手を郵送できるようになっているはずです。
ぜひ最後までお読みください!
はい、切手は郵送して全く問題ありません。
郵便法や郵便約款には、切手の郵送を禁止する規定はありません。
むしろ、切手は「有価証券」として扱われるため、適切な方法で送れば問題なく相手に届けることができます。
切手は「郵便料金を前払いした証拠」となる有価証券です。
そのため、現金と同じように大切に扱う必要があります。
未使用の切手であれば、基本的にそのまま郵送しても問題ありません。
ただし、その価値に見合った郵送方法を選ぶことが重要です。
例えば、数百円程度の切手であれば普通郵便でも良いかもしれませんが、数千円、数万円といった高額な切手を送る場合は、後述する補償のある郵送方法を強くおすすめします。
使用済みの切手も郵送できます。
ただし、その目的は「コレクション」や「寄付」などが主になるでしょう。
使用済み切手は、すでに郵便料金としての価値は失われています。
そのため、「物品」として扱われることになります。
使用済みの切手は、郵便料金として利用することはできません。
あくまで「物品」として送ることを理解しておきましょう。
切手を郵送する前に、いくつか確認しておくべき大切なポイントがあります。
郵送する切手の状態は非常に重要です。
特に、未使用の切手であれば、その価値を損なわないように注意が必要です。
誰に、何のために切手を送るのかによって、適切な郵送方法が変わってきます。
以前、フリマアプリで切手を送った時、普通郵便にしたら「届かない」って言われて大変だったよ。
やっぱり追跡できる方法がいいね。
切手を郵送する際、ただ封筒に入れるだけでは不安ですよね。
ここでは、より安全に、そして確実に切手を送るための具体的な方法をご紹介します。
切手をそのまま封筒に入れると、透けて見えたり、折れ曲がったりする可能性があります。
ちょっとした工夫で、安全性が格段にアップします。
封筒に「切手在中」と書くと、中身が貴重品だと知られてしまい、紛失や盗難のリスクを高める可能性があります。
特別な理由がない限り、記載は避けましょう。
切手の価値や、確実に届けたい度合いに応じて、最適な郵送方法を選びましょう。
最も安価な方法ですが、追跡や補償がありません。少額の切手や、紛失しても問題ない場合に限り利用を検討しましょう。
特徴 |
安価。 |
メリット | 手軽に送れる。 |
デメリット | 紛失・破損のリスクがある。 |
こんな時におすすめ | 少額の切手、コレクション用切手など、紛失しても問題ない場合。 |
郵便物を差し出した記録が残り、追跡が可能です。ただし、補償はありません。「送った」という証拠を残したい場合に適しています。
特徴 |
追跡可能。 |
メリット | 郵便局で差し出し記録が残る。 |
デメリット | 紛失・破損時の補償がない。 |
こんな時におすすめ | 中程度の価値の切手、確実に送ったことを証明したい場合。 |
追跡が可能で、5万円までの実損額が補償されます。対面での受け渡しとなり、受領印が必要なため、より確実に届けたい場合に最適です。
特徴 |
追跡可能。 |
メリット |
紛失・破損時の補償がある。 |
デメリット | 普通郵便より料金が高い。 |
こんな時におすすめ | 高額な切手、確実に相手に届けたい場合。 |
追跡が可能で、差し出し時に申告した損害要償額(上限500万円)までの実損額が補償されます。簡易書留よりもさらに厳重な扱いで、非常に高額な切手を送る場合に利用します。
特徴 |
追跡可能。 |
メリット | 非常に高額な切手でも安心して送れる。 |
デメリット | 料金が最も高い。 |
こんな時におすすめ | 非常に高額な切手、コレクション性の高い切手など。 |
専用封筒を購入して送る方法です。
追跡が可能ですが、補償はありません。
特徴 |
追跡可能。 |
メリット |
全国一律料金。 |
デメリット | 補償がない。 |
こんな時におすすめ | 中程度の価値の切手、厚みのあるシート切手などを送る場合。 |
安全に郵送するためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
普通郵便で切手を送る場合、紛失のリスクはゼロではありません。郵便事故は稀に発生します。
特に高額な切手であれば、そのリスクは無視できません。
普通郵便での切手の郵送は、紛失しても補償されません。
自己責任となりますので、十分注意してください。
前述の通り、郵送方法によって補償の有無や金額が異なります。
万が一の事態に備え、補償が必要な場合は必ず書留を利用しましょう。
補償が必要な郵送方法の例:
切手を受け取る相手の立場も考えて郵送しましょう。
フリマアプリで切手を買った時、すごく丁寧に梱包されてて感動したことがあります!やっぱり気持ちが伝わりますよね。
切手以外にも、商品券や図書カードなどの金券類を郵送する機会があるかもしれません。
これらの金券類も、切手と同様に扱って良いのでしょうか?
はい、商品券や図書カード、クオカードなども郵送することは可能です。これらも「有価証券」として扱われます。
切手と同様に、その価値に見合った郵送方法を選ぶことが非常に重要です。特に高額な商品券を送る場合は、簡易書留や一般書留を利用することを強くおすすめします。
金券類は、紛失した場合の損害が大きいので、必ず追跡・補償のある郵送方法を選びましょう。
「現金書留」は、その名の通り「現金」を郵送するための専用サービスです。
郵便法により、現金を普通郵便で送ることは禁止されています。
現金書留 | 簡易書留・一般書留(切手・金券類) | |
送れるもの | 現金のみ | 切手、商品券、図書カードなど |
専用封筒 | 必要 | 不要(通常の封筒でOK) |
補償 | あり(申告額) | あり(簡易書留5万円、一般書留申告額) |
料金 | 書留料金+現金書留料金 | 書留料金のみ |
普通郵便で現金を送ることは違法です。
もし、不要な切手がたくさんあって、誰かに郵送するよりも現金化したいと考えているなら、「切手買取サービス」の利用も検討してみましょう。
切手買取サービスには、店舗に持ち込む「店頭買取」の他に、郵送で切手を送る「郵送買取」という方法があります。
郵送買取を利用する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
ここまでで、切手の郵送について多くの疑問が解決したことと思いますが、さらに細かい疑問にもお答えします。
切手を郵送する際、封筒のどこに切手を貼ればいいですか?
また、補償がないため、高額な切手には不向きです。
また、国内郵便と同様に、補償の有無や追跡の可否を確認し、適切な方法を選ぶことが重要です。
事前に送付先の国の郵便事情や規制を調べておくことをおすすめします。
未使用の切手であれば額面が基準になりますが、プレミア価値のある切手であればその市場価値を考慮して申告する必要があります。
不安な場合は、郵便局の窓口で相談してみましょう。
いかがでしたでしょうか?「切手 郵送していいか」という疑問から始まり、安全に切手を郵送するための具体的な方法や注意点について詳しく解説してきました。
最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。
切手は郵送してOK!郵便法で禁止されているわけではありません。