
国民的バイク「スーパーカブ50」の購入を考えている方必見!新車価格から中古相場まで、知っておくべき情報をすべて網羅しました。
1958年の発売以来、世界累計生産台数1億台を超える伝説的なバイク「スーパーカブ」。特に50ccモデルは、通勤・通学の足として絶大な支持を集めています。しかし、2023年10月からの新規受注停止により、購入を検討される方には、より慎重な情報収集が必要となっています。
本記事では、スーパーカブ50の新車価格はもちろん、実際の乗り出し価格、維持費、購入時期のベストタイミング、さらには中古車の選び方まで、購入検討に必要な情報を徹底解説。上位モデルとの比較や、販売店選びのポイントなど、初めての方でも安心して検討できる情報も盛り込んでいます。
これから購入をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。きっと、あなたにぴったりのスーパーカブ選びのヒントが見つかるはずです。
この記事を読むとわかる主なポイント
価格に関するポイント:
・スーパーカブ50の新車価格は税込み275,000円
・乗り出し価格は諸費用含めて310,000円~320,000円程度
・上位機種のC125は税込み440,000円
・中古車は状態により5万円~20万円の幅広い価格帯で流通
購入のベストタイミング:
・3月から4月の新年度前がセール時期
・新型モデル発売前の在庫処分時
・冬場は中古車が比較的安価に
販売店選びのポイント:
・正規ディーラー:アフターサービス充実
・バイク専門店:価格交渉の余地あり
・大型販売店:比較的安価だが、アフターフォローに注意
維持費と実用性:
・燃費は約105km/L(50ccモデル)
・自賠責保険は2年で7,940円
・満タン(3.7L)で約300km走行可能
・定期点検費用は50ccが最も経済的
最新の販売状況:
・2023年10月から新規受注を一時停止中
・人気カラーは予約待ちの可能性あり
・通常の納期は在庫があれば2週間~1ヶ月
・在庫なしの場合は2~3ヶ月待ちも
購入時の注意点:
・複数店舗での見積もり比較が重要
・諸費用の内訳をしっかり確認
・中古車は整備履歴を重視
・春先は価格が上昇しやすい
国民的バイクとして愛され続けているホンダのスーパーカブシリーズ。2024年現在、そのラインナップと価格帯は実に多様化しています。まずはシリーズ全体の価格帯を把握することで、予算に合った機種選びの参考にしていただけるでしょう。
スーパーカブ50の新車価格は税込み275,000円となっており、シリーズの中でもっともベーシックなモデルとして位置づけられています。その上のグレードとなるスーパーカブ110は税込み313,500円で、50ccモデルとの価格差は38,500円です。排気量が上がることで行動範囲が広がり、高速道路も利用できるようになります。
プレミアムラインとして展開されるスーパーカブC125は税込み440,000円と、かなり高価格帯に位置していますが、125ccエンジンの力強い走りと高級感のある仕上がりが特徴です。また、限定カラーや特別仕様車も不定期で販売されており、これらは通常モデルよりも2万円から5万円ほど割高な設定となっています。
各モデルの価格差には、単に排気量だけでなく、装備の違いも大きく影響しています。例えば110以上のモデルには、LEDヘッドライトやスマートキーシステムといった先進装備が標準で搭載されています。一方50ccモデルは、シンプルな構造を活かしたコストパフォーマンスの高さが魅力となっています。
価格を比較する際には、燃費性能にも注目する必要があります。50ccモデルは1リットルあたり約105kmと群を抜く低燃費を実現しています。110ccモデルで約65km/L、125ccモデルで約55km/Lと、排気量が上がるにつれて燃費は若干低下しますが、それでも原付スクーターと比べると優れた数値を維持しています。
また、メーカーオプションの選択によっても最終的な価格は変動します。リアキャリアやフロントバスケットといった実用的なオプションから、カスタムカラーのサイドカバーまで、様々なアイテムが用意されています。これらのオプションは数千円から2万円程度の価格帯で展開されており、実際の購入時には必要なものを見極めて選択することをおすすめします。
保険料や維持費を含めたトータルコストの視点でも、各モデルには特徴があります。50ccモデルは自賠責保険料が2年で7,940円と最も安価で、定期点検の費用も最小限に抑えられます。一方、排気量が大きいモデルは保険料や点検費用が若干高めとなりますが、走行性能や装備の充実度で十分にカバーできる違いといえるでしょう。
スーパーカブ50の新車購入をお考えの方にとって、最も気になるのが具体的な価格でしょう。2024年モデルの標準的な新車価格は275,000円(税込)となっています。この価格設定は、通勤・通学用の原付バイクとしては決して安価とはいえませんが、その耐久性と燃費性能を考慮すると、長期的には十分な価値がある投資といえます。
お得に購入する方法としては、まず時期を狙うことが重要です。多くのバイクショップでは、新年度が始まる3月から4月にかけて、また新型モデルが登場する前の在庫処分時期にセールを実施することが多くあります。このような時期を狙うことで、新車でも数万円程度の値引きを期待することができます。
また、複数のバイクショップで見積もりを取ることも賢明な方法です。同じ新車でも、店舗によって付帯するサービスや値引き額に違いがあります。特に購入時に必要となる登録費用や納車整備費用は店舗によって異なることがあるため、総額での比較が重要になってきます。
支払い方法によっても総額は変わってきます。現金一括払いであれば、ある程度の値引き交渉の余地が生まれます。一方、ローンを利用する場合は、各社のローン金利や手数料を比較検討することで、月々の支払い負担を抑えることができます。多くのバイクショップでは、頭金なし最長60回までの分割払いにも対応しています。
スーパーカブ50を購入する際には、車両本体価格に加えて、様々な初期費用が必要となります。一般的な乗り出し価格は、本体価格の275,000円に加えて、約35,000円から45,000円程度の諸費用が必要となります。
具体的な内訳としては、まず車両登録に関する費用があります。軽自動車税(定額)が2,400円、ナンバープレート代が1,200円程度必要です。また、任意保険に加入する場合は、年間約15,000円から20,000円程度を見込む必要があります。さらに、自賠責保険料は2年で7,940円が必須となります。
納車整備費用も重要な要素です。これには、車両の最終点検やオイル類の充填、ナンバープレートの取り付けなどが含まれ、通常10,000円から15,000円程度が必要です。また、防犯のためのグッドライダー防犯登録も必須で、1,000円程度かかります。
ヘルメットや防護用品などの装備品も初期費用として考慮する必要があります。基本的な装備一式を揃えるには、15,000円から30,000円程度の予算を見込んでおくと安心です。
スーパーカブ50の新車は、その人気の高さから在庫状況が常に変動しています。特に人気カラーは予約待ちになることも多く、即日納車を希望する場合は事前に在庫確認が必須となります。
現在の一般的な納期は、在庫がある場合で2週間から1ヶ月程度、在庫がない場合は2ヶ月から3ヶ月程度かかることもあります。この納期は、カラーや地域、時期によって大きく変動する可能性があります。
確実に希望のモデルを入手するためのコツとしては、まず複数のバイクショップに在庫状況を問い合わせることが有効です。また、ホンダのウェブサイトでは、各地域の正規取扱店の在庫情報をまとめて確認することができます。
特に人気の高いカラーは、新型発売直後や春の需要期に品薄になりやすい傾向があります。そのため、購入を検討している方は、余裕を持った予約を検討することをおすすめします。
スーパーカブ50の購入先としては、大きく分けて正規ホンダディーラー、バイク専門店、大型販売店の3つの選択肢があります。それぞれに特徴があり、購入目的や予算に応じて最適な選択が異なってきます。
正規ホンダディーラーでの購入は、安心感と充実したアフターサービスが最大のメリットです。定期点検や修理も同じ店舗で対応できる上、純正パーツの供給も確実です。また、新車購入時の保証も手厚く、長期的な維持管理を考える上で大きな利点となります。
一方、バイク専門店では、豊富な知識を持ったスタッフによる詳しいアドバイスを受けられる点が魅力です。価格面でもディーラーよりも柔軟な対応が期待でき、独自のサービスや特典を提供している店舗も多くあります。
大型販売店の特徴は、比較的安価な価格設定とシンプルな購入プロセスにあります。ただし、アフターサービスは外部委託となることが多く、細かなカスタマイズや相談には不向きな場合があります。初めてのバイク購入であれば、アフターフォローの充実した正規ディーラーでの購入をおすすめします。
スーパーカブシリーズの最上位モデルとして位置づけられるスーパーカブC125は、クラシカルなデザインと最新技術を融合させた特別なモデルです。新車価格は税込み440,000円と、50ccモデルと比べると約16万円高価ですが、その価格に見合った価値を十分に備えています。
C125の最大の特徴は、125ccエンジンがもたらす力強い走行性能です。最高出力は9.1PS(6,750rpm)を誇り、高速道路での走行も余裕を持って楽しむことができます。また、LEDヘッドライトやスマートキーシステムといった先進装備を標準搭載し、より快適な乗り心地を実現しています。
デザイン面では、クロームメッキパーツの随所への採用や高級感のある専用シートなど、細部まで丁寧な仕上がりとなっています。特にメーターパネルは、アナログ調のスピードメーターとデジタル表示を組み合わせた洗練されたデザインを採用し、クラシカルなイメージを損なうことなく現代的な機能性を実現しています。
維持費に関しては、125ccクラスの車両となるため、自賠責保険料や税金は50ccモデルより高くなります。しかし、優れた耐久性と信頼性により、長期的な整備費用は比較的抑えられる傾向にあります。燃費も1リットルあたり約55kmと、同クラスのスクーターと比べると優れた数値を維持しています。
中古スーパーカブの市場は非常に活発で、幅広い価格帯の車両が流通しています。50ccモデルの場合、走行距離や年式によって10万円から20万円程度の価格帯が中心となっています。特に状態の良い3年以内の車両は、新車価格の7割程度の価格で取引されることが多いようです。
中古車選びで最も重要なのは、走行距離とメンテナンス状態の確認です。スーパーカブは耐久性に優れていますが、定期的なメンテナンスの履歴が残っている車両を選ぶことで、購入後のトラブルリスクを低減できます。特に、エンジンオイルの交換履歴や、チェーン周りの整備状況には注意が必要です。
購入時期による価格変動も見逃せないポイントです。春先は需要が高まる時期のため価格が上昇しやすく、逆に冬場は比較的安価に購入できる可能性が高くなります。また、新型モデルの発売時期には、前期モデルの中古車価格が下がる傾向にあります。
信頼できる販売店での購入をおすすめしますが、個人売買の場合は特に慎重な現車確認が必要です。外装の傷や錆びはもちろん、エンジン音やブレーキの効きなど、実際の走行状態をしっかりと確認することが重要です。
スーパーカブ50の中古市場には、時として驚くほどの激安物件が出現することがあります。特に走行距離が3万キロを超える車両では、5万円から8万円程度で取引されるケースもあります。ただし、これらの激安物件を検討する際は、慎重な見極めが必要です。
良質な激安物件を見つけるコツは、まず複数の中古バイク情報サイトを定期的にチェックすることです。オークションサイトも掘り出し物を見つけられる可能性が高い場所ですが、現車確認ができないリスクもあるため、経験者でない限りは避けた方が無難でしょう。
注目すべきポイントとしては、過去のメンテナンス記録が残っている車両は、走行距離が多めでも安心して購入できる可能性があります。また、外装の傷や錆びは、実際の走行に支障がなければ、価格を大きく下げる要因となるため、こだわりがなければ狙い目となります。
ただし、激安物件の場合、購入後に予想以上の整備費用が必要となるケースもあります。最低でも、エンジンオイルの交換やブレーキ周りの整備費用として2万円から3万円程度は見込んでおく必要があります。キャブレターのオーバーホールが必要な場合は、さらに1万円以上の費用が発生する可能性もあります。
ホンダのスーパーカブ50は、2024年現在も生産・販売が継続されています。ただし、2023年10月以降、新規受注を一時停止している状況です。生産終了の正式な発表はまだありませんが、環境規制の強化や電動化の流れを受けて、今後の動向が注目されています。
国内工場での生産は既に終了しており、現在は海外工場での生産に移行しています。しかし、品質管理は従来通り厳格に行われており、製品の信頼性は以前と変わりありません。
選択の基準は主に使用目的によって変わってきます。50ccモデルは、市街地での通勤・通学利用に最適で、以下のメリットがあります:
・免許が原付一種で取得できる
・税金や保険料が安価
・燃費が良く維持費が安い
一方、110ccモデルは、以下のような方におすすめです:
・郊外や長距離の走行が多い方
・二人乗りを考えている方
・高速道路の利用を考えている方
・より力強い走りを求める方
スーパーカブ50の燃料タンク容量は3.7リットルで、カタログ値の燃費は約105km/Lです。このため、理論上は満タンで約380キロメートルの走行が可能です。
ただし、実際の走行距離は以下の要因により変動します:
・走行状態(市街地や高速道路など)
・積載重量
・整備状態
・運転方法
一般的な使用状況では、満タンで300キロメートル程度の走行が実現できると考えられます。
ホンダは2023年10月1日より、スーパーカブ50の新規受注を一時停止しています。これは世界的な半導体不足や部品の供給問題による生産遅延が主な理由とされています。
受注再開の時期については、部品の供給状況や生産体制の立て直しの進捗により判断されることとなります。なお、現在は以前に受注済みの車両の生産と納車を優先して行っている状況です。
販売店での在庫状況は地域により異なるため、購入を検討している方は、お近くのホンダディーラーに直接問い合わせることをおすすめします。
スーパーカブ50は、税込み275,000円という新車価格に加え、諸費用を含めた実際の乗り出し価格や維持費まで、しっかりと計画を立てて購入を検討することが大切です。現在は新規受注が一時停止中ですが、この期間を利用して十分な情報収集を行うことで、より賢明な購入判断が可能となります。
購入時期については、新年度前の3月から4月、また在庫処分時期を狙うことで、よりお得な価格での購入チャンスが広がります。販売店選びも重要で、特に初めての方はアフターフォローが充実している正規ディーラーがおすすめです。
中古車選びの場合は、価格の安さだけでなく、整備状況や走行距離をしっかりと確認することが重要です。5万円台から20万円台まで幅広い価格帯が存在しますが、購入後の整備費用も考慮に入れた検討が必要です。
最後に、スーパーカブ50の魅力は、優れた燃費性能と信頼性の高さにあります。1リットルあたり約105kmという燃費性能は、通勤・通学での使用に最適で、長期的な維持費の抑制にも貢献します。部品の供給体制も安定しており、末永く愛用できる一台となることでしょう。
これらの情報を参考に、あなたにとってベストなスーパーカブ50との出会いが見つかることを願っています。各販売店で情報収集を行い、じっくりと検討することをおすすめします。
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