ゴールドウィング中古購入ガイド|王者の魅力と注意点

ゴールドウィング中古購入ガイド|王者の魅力と注意点

ホンダのフラッグシップツアラー「ゴールドウィング」。その圧倒的な存在感と快適性で、多くのライダーを魅了し続けてきた王者のモデルです。

 

1975年の初代から現在まで、絶え間ない進化を遂げてきたゴールドウィングは、2018年のフルモデルチェンジで新時代へと突入。革新的なDCTの採用により、新たなライダー層からも注目を集めています。

 

大型バイクならではの豪快な走りと、最新テクノロジーによる快適性を両立した現行モデル。そして、高い完成度で根強い人気を誇る歴代モデルの中古車まで、幅広い選択肢が存在します。

 

本記事では、新車から中古車までの詳細な情報と、購入時のポイントや維持費など、ゴールドウィングのオーナーとなるために知っておきたい重要な情報をご紹介します。大型ツアラーの頂点に立つこのマシンの魅力に、ぜひ触れてみてください。

 

 

ゴールドウィング中古ガイド

この記事から分かる主なポイント

 

1. ゴールドウィングの変遷と特徴
- 1975年のGL1000から現在まで、40年以上の歴史
- 各世代で革新的な技術を導入し続けている
- 2018年の現行モデルでDCTを採用し、新たな購入層を開拓

 

2. 購入時の重要な判断材料
- 新車価格は340万円〜380万円程度
- 中古車は年式により50万円から350万円まで幅広い価格帯
- DCTモデルは中古でも新車価格の75-85%程度と高値維持

 

3. 維持費と実用面
- タイヤや消耗品は一般的な大型バイクより高額
- 燃費は15〜18km/L程度で、走行状況で変動
- 保管場所は全長2.5m以上あるため、事前確認が必要

 

4. 各モデルの特徴
- 現行1800:最新技術と快適性を追求
- 1500:バランスの取れた完成度の高さ
- 1200:扱いやすさと経済性の両立

 

5. 購入前の注意点
- 整備履歴の確認が重要
- 試乗やレンタルでの事前体験推奨
- 維持費を含めた長期的な費用計画の必要性

 

ゴールドウィングの歴史と魅力|GL1000から現行モデルまで

 

ホンダのフラッグシップツアラーとして、40年以上にわたり進化を続けてきたゴールドウィング。その歴史は1975年に発売されたGL1000から始まりました。排気量1000ccの水冷フラット4エンジンを搭載した革新的なモデルとして、当時のモーターサイクル界に衝撃を与えました。

 

80年代に入ると、排気量を1100ccに拡大したGL1100が登場。さらに快適性を追求したインターステート仕様も加わり、ツーリングバイクとしての完成度を高めていきました。1984年にはGL1200へと進化を遂げ、電動リバース機構やデジタルメーターなど、先進装備の採用も積極的に行われました。

 

1988年には、バイク史に大きな転換点となるGL1500が登場します。水冷フラット6エンジンの採用により、比類なき滑らかさと力強さを手に入れたゴールドウィングは、ラグジュアリーツアラーとして不動の地位を確立。その優れた快適性と走行性能は、多くのライダーを魅了し続けました。

 

2001年、排気量を1800ccまで拡大したGL1800が発表されます。さらなる洗練を遂げたエンジン特性に加え、アルミツインチューブフレームの採用による軽量化と剛性アップを実現。大型バイクとは思えない俊敏なハンドリングは、多くのライダーを驚かせました。

 

そして2018年、フルモデルチェンジにより現行型が登場。デザインを一新し、さらなる電子制御技術の搭載により、安全性と快適性を大きく向上させています。特にDCTモデルの登場は、新たなライダー層の開拓に貢献しています。

 

ゴールドウィングの魅力は、単なる大排気量や豪華装備だけではありません。長距離走行における快適性と、意のままに操れる運動性能の高次元なバランスにこそ、真価があります。各世代で積み重ねられてきた技術と経験は、現在のモデルにも脈々と受け継がれているのです。

 

新車購入の選択肢|最新ゴールドウィングの特徴と価格

 

現行のゴールドウィングは、従来モデルの伝統を継承しながらも、現代のニーズに応える革新的な進化を遂げています。新型のベース価格は標準モデルで約340万円から、フル装備のツアーDCTモデルで約380万円となっており、プレミアムな価格設定ながら、その価値に見合う充実した装備と性能を提供しています。

 

エンジンは1833cc水冷6気筒を搭載し、最高出力126馬力を発揮。電子制御スロットルによる4つの走行モードを備え、様々な走行シーンに対応可能です。TOUR、SPORT、ECON、RAINの各モードは、エンジン特性やトラクションコントロール、サスペンションセッティングまでを総合的にコントロールします。

 

特筆すべきは最新のDCTモデルです。7速デュアルクラッチトランスミッションの採用により、従来のマニュアルモデルとは一線を画す快適な走行フィーリングを実現しています。渋滞時の煩わしさから解放されながら、スポーティーな走りも楽しめるという、新しい乗り方の提案となっています。

 

装備面では、7インチフルカラー液晶ディスプレイを採用し、Apple CarPlayにも対応。ナビゲーションや音楽再生、各種車両情報の確認まで、直感的な操作が可能です。また、電動調整式ウインドスクリーンやシートヒーター、グリップヒーターなども標準装備され、長距離移動での快適性を徹底的に追求しています。

 

新車購入時には、純正オプションの選択も重要なポイントとなります。フォグランプやLEDウインカー、各種プロテクター類など、実用的なアイテムが用意されており、自分仕様にカスタマイズすることが可能です。また、ディーラーオプションとして延長保証制度も用意されており、長期的な維持を考える上で検討に値します。

 

DCTモデルの中古市場動向と評価|新時代の走りを手に入れる

 

2018年以降に登場したDCTモデルは、中古市場でも高い注目を集めています。特に2019年から2021年モデルの中古車価格は、新車価格の75-85%程度で推移しており、根強い人気と高い資産価値を示しています。

 

DCTモデルの最大の特徴は、クラッチ操作不要の快適な走行性です。7速デュアルクラッチトランスミッションがスムーズな変速を実現し、街乗りから高速巡航まで、あらゆるシーンでストレスフリーな走りを提供します。この革新的なシステムは、従来のオートマチックバイクとは一線を画す完成度を誇ります。

 

中古車選びのポイントとしては、まず走行距離と整備状況の確認が重要です。DCTシステムは高度な電子制御を採用しているため、定期的なメンテナンスが必須となります。正規ディーラーでの整備記録が残っている車両は、信頼性の面で特に高評価となっています。

 

また、装備の違いにも注目が必要です。ツアーパッケージの有無やナビゲーションシステムの仕様、その他のオプション装備の状態によって、市場価格に大きな差が生じます。特に人気が高いのは、フル装備のツアーDCTモデルです。

 

使用環境や保管状態も重要な判断材料となります。屋外保管車両は、外装の劣化やシステムへの影響が懸念されるため、価格は比較的抑えめとなっています。一方、ガレージ保管車両は、コンディションの良好さから、やや割高でも人気を集めている傾向にあります。

 

中古相場完全ガイド|年式・モデル別の価格帯を徹底解説

 

ゴールドウィングの中古市場は、モデルの世代や装備によって大きく価格が異なります。現行型GL1800の場合、2018年以降のモデルで250万円から350万円程度が一般的な相場となっています。特に低走行車や上級グレードは、新車価格に近い水準で取引されることも少なくありません。

 

2001年から2017年までの先代GL1800は、状態の良好な車両で100万円から200万円程度での取引が中心です。年式が古くても、適切なメンテナンスが施された車両は、依然として高値で取引されています。特に2012年以降のアップデートモデルは、エアバッグやナビゲーションシステムなどの先進装備により、人気が高い傾向にあります。

 

GL1500については、1988年から2000年までの生産モデルが中古市場の中心となっています。コンディションの良い車両で50万円から100万円程度が相場です。特に後期モデルは、完成度の高さから根強い人気があります。メンテナンス履歴が充実している車両は、プレミアム価格で取引されることも。

 

さらに古いGL1200やGL1100、初代GL1000については、コレクター的な価値も加わり、状態によって価格が大きく変動します。特に完全オリジナルの状態を保っている車両や、レストア済みの良品は、プレミアムプライスでの取引も見られます。

 

中古車選びでは、走行距離や整備状況はもちろん、カスタマイズの有無も価格に影響を与える重要な要素です。純正パーツでのカスタマイズは価値を高めますが、過度な改造は逆効果となる場合も。また、地域による価格差も存在し、都市部では比較的高値、地方では若干安値での取引が多い傾向にあります。

 

人気の1800cc中古車|高級モデルをお得に手に入れる

 

GL1800は、2001年から2017年までの先代モデルと、2018年以降の現行モデルに大別されます。先代GL1800は、高度な完成度と信頼性の高さから、現在でも人気の高い中古車として評価されています。

 

特に注目すべきは2012年以降のモデルです。このマイナーチェンジで導入された様々な改良により、快適性と安全性が大幅に向上しました。GPS一体型のナビゲーションシステムやエアバッグの採用など、現代のツーリングバイクとして遜色ない装備を備えています。

 

中古車選びのポイントとしては、まず走行距離と整備状況の確認が重要です。GL1800は高い耐久性を誇りますが、定期的なメンテナンスが適切に行われているかどうかが、コンディションを左右します。特にエンジンオイルやクーラント、ブレーキフルードの交換履歴は、重要なチェックポイントとなります。

 

カスタマイズ状況も、価格と満足度に大きく影響します。純正オプションパーツを中心とした適度なカスタマイズは価値を高めますが、過度な改造は将来的な信頼性に影響を与える可能性があります。

 

保管環境も重要な判断材料です。屋外保管車両は外装の劣化が進みやすく、電装系にも影響が出る可能性があります。一方、ガレージ保管車両は、コンディションが維持されやすく、中古車として高い評価を得やすい傾向にあります。

 

実力派1500cc中古|バランスの取れた万能マシン

 

GL1500は、1988年から2000年まで生産された名機で、水冷フラット6エンジンの滑らかさと、優れた車体バランスで、現在でも多くのファンに支持されています。

 

このモデルの特筆すべき点は、その完成度の高さです。1500ccエンジンは、低速から高速まで安定したパワー特性を持ち、ツーリングバイクとして理想的な性能を発揮します。また、リバースギアやクルーズコントロールなど、当時としては革新的な装備を標準搭載していたことも、現在でも高い評価を得ている理由の一つです。

 

中古車を選ぶ際は、各部の電装系統の動作確認が重要です。特にメーターパネルやオーディオシステム、電動リバース機構などの確認は必須です。また、エンジンの始動性や異音、オイル漏れなどのチェックも重要なポイントとなります。

 

年式による違いも把握しておく必要があります。後期モデル(1995年以降)は、細部の改良が加えられており、特に電装系の信頼性が向上しています。状態の良い後期モデルは、メンテナンス性の高さから、特に人気が高くなっています。

 

コスパ抜群の1200cc中古|扱いやすさと経済性を両立

 

GL1200は、1984年から1987年まで生産された第三世代のゴールドウィングです。比較的コンパクトなサイズと扱いやすい出力特性により、初めてのゴールドウィングとして選択する方も多いモデルです。

 

このモデルの魅力は、シンプルながら高い完成度にあります。水冷フラット4エンジンは、メンテナンス性に優れ、パーツの入手性も比較的良好です。また、燃費も良好で、維持費の面でも経済的なモデルとして評価されています。

 

中古車選びでは、年式よりもコンディションを重視すべきです。適切なメンテナンスが行われていれば、30年以上経過した車両でも十分な走行性能を発揮します。特に、フレームやエンジンマウント周りの腐食状態、電装系の動作確認は重要です。

 

注目すべきは、アスペンケード仕様です。フルドレス仕様として高い人気を誇り、装備の充実度から、現在でも良好なコンディションの車両は高値で取引されています。

 

レッドバロンで探す|大手ディーラーのメリット

 

レッドバロンでのゴールドウィング購入は、豊富な在庫量と確かな整備体制という大きなメリットがあります。全国展開の大手ディーラーならではの、安心感のある購入が可能です。

 

特筆すべきは、徹底した納車前整備です。熟練メカニックによる入念なチェックと必要な整備が行われ、状態の良い車両のみが販売されています。また、保証制度も充実しており、購入後のトラブルにも迅速な対応が期待できる点も魅力です。

 

全国ネットワークを活用した車両探しも可能です。希望する年式やグレード、予算に合わせて、広範囲から最適な一台を見つけることができます。また、下取りや買取りのシステムも確立されており、乗り換えを検討する際にも便利です。

 

価格面では、個人売買や小規模店と比べてやや高めとなる傾向がありますが、整備や保証を含めたトータルでのコストパフォーマンスは良好です。

 

オーナーの本音|購入後の感想と後悔しないための心構え

 

ゴールドウィングオーナーの多くが口を揃えて強調するのは、想像以上の乗りやすさと、長距離走行時の圧倒的な快適性です。大型バイクに対する先入観とは異なり、低速域での取り回しやコーナリングでの安定感は、多くのライダーを驚かせています。

 

一方で、初期投資と維持費については慎重な検討が必要です。タイヤやブレーキパッドなどの消耗品は、サイズや品質の関係で一般的な大型バイクより高額になります。また、定期点検や車検費用も決して安くはありません。こうした維持費を含めた長期的な費用計画を立てることが、後悔しない購入の鍵となります。

 

保管場所の確保も重要な検討事項です。全長2.5メートルを超える車体サイズは、一般的なバイクガレージでは収まりきらない場合もあります。また、重量も重いため、段差のある場所や傾斜地での駐車には注意が必要です。

 

しかし、これらの課題を踏まえた上でも、多くのオーナーが「買って良かった」と口にするのは、このバイクならではの特別な走行体験があるからです。長距離ツーリングでの快適性や、高速巡航時の安定感は、他のバイクでは味わえない魅力となっています。

 

購入を検討する際は、試乗やレンタルでの体験を通じて、自分のライディングスタイルに合っているかを確認することをお勧めします。また、同じモデルのオーナーズクラブなどで情報交換を行うことで、より具体的な維持管理のイメージを掴むことができます。

 

Q&A

 

ゴールドウィング1800ccはAT免許で乗れますか?

 

DCTモデルは、AT(限定二輪)免許で運転することができます。2018年以降の現行モデルでDCT仕様を選択した場合、AT免許での運転が可能です。ただし、マニュアルトランスミッション車は、普通二輪免許(MT)が必要となります。

 

ゴールドウィングの燃費はリッター何キロですか?

 

現行型GL1800の実燃費は、一般的な走行で15〜18km/L程度となっています。ただし、走行状況や積載量、運転スタイルによって大きく変動します。高速道路での巡航時は比較的良好な燃費を記録し、市街地走行では若干低下する傾向にあります。

 

ECONモードを使用することで、より燃費を向上させることも可能です。タンク容量は約21Lで、1回の給油で300km以上の走行が可能です。

 

ゴールドウィングの生産終了はいつですか?

 

ゴールドウィングは現在も生産が継続されており、生産終了の予定は発表されていません。2018年にフルモデルチェンジを行い、現在も最新型が販売中です。

 

ホンダの主力ラグジュアリーツアラーとして、今後も継続的な進化が期待されています。

 

ホンダのゴールドウイングは何cc?

 

現行モデル(2018年以降)は1833cc水冷6気筒エンジンを搭載しています。

 

歴代モデルの排気量は以下の通り変遷してきました:
- 初代GL1000(1975-1979):999cc
- GL1100(1980-1983):1085cc
- GL1200(1984-1987):1182cc
- GL1500(1988-2000):1520cc
- 先代GL1800(2001-2017):1832cc
- 現行GL1800(2018-):1833cc

 

まとめ:王者ゴールドウィングの魅力と購入のポイント

 

ホンダのフラッグシップモデル「ゴールドウィング」は、40年以上にわたり進化を続け、常にツアラーの頂点に君臨してきました。現行モデルは最新テクノロジーの結晶として、DCTによる新しい乗り方を提案。伝統の走行性能と快適性に加え、現代のニーズに応える進化を遂げています。

 

中古車市場では、各世代のモデルが異なる特徴と魅力を持って流通しています。
- 現行1800:最新装備と圧倒的な完成度
- 先代1800:信頼性と高いコストパフォーマンス
- GL1500:完成されたバランスと扱いやすさ
- GL1200:経済的で入門に最適

 

購入を検討する際は、以下のポイントに注意が必要です。
- 整備履歴の確認
- 保管環境のチェック
- 維持費の計画
- 保管スペースの確保

 

価格帯は新車で340万円から、中古車は50万円台から350万円まで幅広く、予算や用途に応じた選択が可能です。

 

大型バイクならではの維持費は必要となりますが、得られる走行体験と満足度は他に類を見ません。充実した装備と圧倒的な存在感、そして比類なき快適性は、ツーリングの楽しみを新次元へと導いてくれるでしょう。


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