憧れの3輪王者！ゴールドウィングトライクの全貌

圧倒的な存在感と優雅な佇まいで、多くのライダーを魅了してきたホンダゴールドウィング。その最上級モデルであるトライクは、革新的な三輪構造により、かつてない安定性と快適性を実現しています。

 

1800cc水平対向6気筒エンジンが生み出す圧倒的なパワーと、最新のテクノロジーを結集した装備の数々。そして何より、AT限定免許でも運転できる扱いやすさは、多くのモーターサイクルファンの注目を集めています。

 

高級車に匹敵する新車価格からリーズナブルな中古車まで、選択の幅も広がっているゴールドウィングトライク。この記事では、憧れの三輪ラグジュアリーツアラーの魅力から、購入時の注意点、必要な免許まで、あらゆる角度から詳しく解説していきます。

 

バイクライフの新たな扉を開く可能性を秘めた、ゴールドウィングトライクの世界をご案内します。

 

 

ゴールドウィングトライクについて

この記事で理解できる主なポイント

 

 

新型ゴールドウィングトライクが魅せる最新スタイル

 

ホンダが誇る最新鋭のゴールドウィングトライクは、従来のラグジュアリーツアラーの概念を覆す革新的なデザインで注目を集めています。フロントフェイスには新開発のLEDヘッドライトを採用し、未来的な表情と高い視認性を両立。流麗なボディラインは空力性能を追求しながらも、存在感のある優美なシルエットを実現しています。

 

特筆すべきは、新型モデルで採用された電子制御システムです。7インチのフルカラーディスプレイを中心とした先進的なコックピットでは、ナビゲーションやオーディオ情報を直感的に操作可能。さらに、アップルカープレイにも対応し、スマートフォンとの連携も万全です。

 

三輪構造による安定性はそのままに、新型モデルでは車体の軽量化に成功。前後サスペンションの最適化により、従来モデル以上の快適な乗り心地を実現しています。電子制御式プリロードアジャスターにより、ライダーの体格や荷物の重量に応じた細かな設定が可能となりました。

 

デザイン面では、サイドパネルからリアにかけてのスムーズな曲線が特徴的です。LEDテールランプは立体的な光の演出を可能とし、夜間走行時の存在感を高めています。また、電動開閉式のウインドスクリーンは、走行状況に応じて最適な位置に調整することができ、快適性と実用性を両立しています。

 

ゴールドウィングトライクの特徴と魅力を徹底解説

 

ゴールドウィングトライクの最大の特徴は、その圧倒的な安定性にあります。後輪が2輪となることで、通常のモーターサイクルでは体験できない安定した走行フィールを実現。特に低速域での取り回しや停止時の安定感は、ライダーに大きな安心感をもたらします。

 

ラゲッジスペースの充実も特筆すべき点です。サイドパニアとトップケースを合わせると、総容量は110リットルを超える大容量を確保。長距離ツーリングはもちろん、2人乗りでの旅行にも十分な収納力を備えています。

 

快適性においても、ゴールドウィングトライクは群を抜いています。電動調整式のシートヒーターやグリップヒーター、オーディオシステムなど、贅沢な装備が標準装備として搭載されています。広々としたタンデムシートは、パッセンジャーにも快適な座り心地を提供します。

 

パワートレインには、伝統的な水平対向6気筒エンジンを搭載。滑らかな加速と十分なトルクにより、重量のある車体を軽々と動かすことができます。DCTモデルでは、7速デュアルクラッチトランスミッションにより、シームレスな変速を実現。市街地走行から高速巡航まで、あらゆるシーンで快適な走行を楽しむことができます。

 

圧巻の1800cc！ゴールドウィングトライクのパワフルな走り

 

ゴールドウィングトライクの心臓部である1800ccエンジンは、その圧倒的な排気量により、類を見ない走行性能を実現しています。水平対向6気筒エンジンは、最高出力126馬力、最大トルク170Nmという強大なパワーを発揮。この力強さは、重量のある車体を感じさせないスムーズな加速を可能にします。

 

特筆すべきは、エンジンの特性です。低回転域から十分なトルクを発生し、街乗りから高速巡航まで、ストレスのない走りを実現。振動も極めて少なく、長距離走行でも疲労を感じにくい特徴があります。アイドリングストップ機能も搭載され、環境性能と燃費効率の向上にも配慮されています。

 

パワーデリバリーは、4つの走行モードで細かく制御可能です。TOUR、SPORT、ECON、RAINの各モードにより、状況に応じた最適な出力特性を選択できます。特にSPORTモードでは、エンジンのポテンシャルを最大限に引き出し、ダイナミックな走りを楽しむことができます。

 

燃料供給システムには、最新のPGM-FIを採用。精密な燃料噴射制御により、優れた燃費性能と力強い加速を両立しています。また、大容量の21リットル燃料タンクにより、給油なしで長距離を走破することも可能です。

 

トライクカスタムで叶える究極の乗り心地

 

ゴールドウィングトライクのカスタマイズは、個性的な外観の創出だけでなく、乗り心地の向上にも大きく貢献します。後輪のトライク化に伴う様々なカスタムパーツが開発され、より快適で安全な乗り心地を実現することが可能になっています。

 

サスペンションのカスタマイズは、特に重要な要素です。エアサスペンションの導入により、荷重や路面状況に応じた細かな調整が可能になります。また、専用のショックアブソーバーを装着することで、三輪特有の挙動をより安定させることができます。

 

外装面では、LEDイルミネーションやクロームパーツの追加により、ゴージャスな雰囲気を演出することが可能です。フェンダーやサイドカバーなど、トライク専用パーツの装着により、より存在感のある外観に仕上げることができます。

 

実用面でのカスタマイズも充実しています。大容量のトランクボックスの追加や、電動リバースギアの装着など、実用性を高めるオプションも豊富に用意されています。オーディオシステムのアップグレードや、ナビゲーションシステムの強化など、快適性を追求したカスタマイズも人気を集めています。

 

必要な免許は？トライク運転のための基礎知識

 

ゴールドウィングトライクを運転するためには、適切な運転免許が必要です。三輪車として分類されるトライクは、普通自動車免許（AT限定可）で運転することができます。二輪免許は必要ないため、バイク経験のない方でも運転が可能という特徴があります。

 

ただし、運転にあたっては通常の自動車とは異なる操作感覚を理解することが重要です。特に旋回時には、自動車とは異なるハンドリング特性があります。コーナリング時には遠心力の影響を強く受けるため、適切な速度調整とハンドル操作が必要になります。

 

初めてトライクを運転する方には、専門店やディーラーでの試乗や講習をお勧めします。多くの販売店では、基本的な運転方法から安全な乗り方まで、丁寧な指導を受けることができます。また、トライク特有の車体特性や注意点についても、詳しい説明を受けることが可能です。

 

駐車に関する知識も重要です。車体が大きく、後輪が2輪あるため、一般的な自動車用の駐車スペースを使用することになります。バイク用の駐車スペースは使用できないため、事前に目的地の駐車環境を確認しておくことが推奨されます。

 

新車価格からわかるホンダゴールドウィングトライクの価値

 

ホンダゴールドウィングトライクの新車価格は、その高い性能と豊富な装備を反映して設定されています。標準モデルの価格は400万円台後半から始まり、フルオプション仕様では500万円を超える場合もあります。この価格帯は、高級乗用車に匹敵する水準ですが、その価値に見合った充実した装備と性能を提供しています。

 

グレード別の価格設定も細かく用意されています。DCT（デュアルクラッチトランスミッション）搭載モデルは、マニュアルモデルと比べてやや高額になりますが、その便利さから人気を集めています。また、ナビゲーションパッケージやラグジュアリーパッケージなど、オプション装備の追加により価格は変動します。

 

メンテナンス費用も考慮に入れる必要があります。定期点検や消耗品の交換など、年間のメンテナンス費用は一般的な大型バイクと同程度です。ただし、専門的な整備が必要な場合は、一般的なバイクより高額になる可能性があります。

 

新車購入時には、各種保険や税金などの諸費用も必要です。自動車保険は三輪自動車として扱われるため、二輪車と比べて保険料が高くなる傾向にあります。一方で、安定性の高さから事故リスクは低減され、長期的には経済的なメリットもあります。

 

GL1800トライクの中古市場を徹底調査

 

GL1800トライクの中古市場は、新車価格の高さもあり、比較的活発な取引が行われています。中古車の価格帯は、年式や走行距離によって200万円から400万円程度と幅広く、購入者の予算に応じた選択が可能です。

 

特に注目すべき点は、年式による価格変動です。最新モデルに近い中古車は新車価格の70-80%程度で取引される一方、5年以上経過したモデルでは新車価格の50%程度まで価格が下がります。ただし、メンテナンス状態の良好な個体は、年式に関わらず高値で取引される傾向にあります。

 

中古車選びのポイントとして、トライク化の方法と品質が重要です。純正トライクと、アフターマーケットでのコンバージョンキットによるトライク化では、価格や品質に差が生じます。純正トライクは高額ですが、保証や品質面で安心感があります。

 

状態確認では、エンジンやトランスミッションの動作確認はもちろん、トライク特有の部分、特に後輪周りの機構やサスペンションの状態チェックが重要です。また、カスタマイズ内容と品質も価格に大きく影響します。

 

ホンダゴールドウィング中古車の選び方

 

ホンダゴールドウィングの中古車を選ぶ際は、まず基本的なチェックポイントを押さえることが重要です。エンジンの状態、走行距離、整備記録など、基本的な項目に加えて、水平対向エンジン特有の点検項目にも注意が必要です。

 

特に重要なのは、定期的なメンテナンス履歴の確認です。オイル交換やバルブクリアランスの調整など、定期的なメンテナンスが確実に行われているかどうかは、車両の状態を判断する重要な指標となります。整備記録簿の有無や、正規ディーラーでの整備歴は、中古車の価値を大きく左右します。

 

外装の状態も重要な判断材料です。ゴールドウィングは大型で重量があるため、転倒歴の有無を慎重に確認する必要があります。フェアリングやカウルの状態、シート周りの傷や擦れなども、使用状態を判断する重要な要素となります。

 

電装系統の確認も欠かせません。ナビゲーションシステムやオーディオ機能、各種電装品の作動確認は、購入前に必ず実施するべき項目です。また、バッテリーの状態や充電系統の確認も重要です。

 

中古ゴールドウィングトライクの購入ポイント

 

中古ゴールドウィングトライクを購入する際は、通常のゴールドウィングとは異なる独自のチェックポイントがあります。トライク化の方法や時期、使用されたコンバージョンキットの製造元など、トライク特有の情報を詳しく確認することが重要です。

 

トライク化後の走行距離も重要な判断材料です。トライク化直後は各部の なじみ 期間が必要で、この期間を経た車両の方が安定性が高いとされています。後輪周りの機構、特にデファレンシャルギアやドライブシャフトの状態確認は必須です。

 

カスタマイズ内容の確認も重要です。多くの中古トライクには、様々なカスタムパーツが装着されています。これらの部品の品質や適合性、装着状態を確認することで、将来的なトラブルを防ぐことができます。特に、サスペンションやブレーキシステムのカスタマイズは、安全性に直結するため、慎重な確認が必要です。

 

購入後のサポート体制も考慮に入れるべき点です。トライクの整備や修理が可能な店舗は限られているため、購入前に最寄りの整備店やサポート体制を確認しておくことをお勧めします。また、パーツの供給体制や、カスタムパーツの入手性についても事前に調査しておくと安心です。

 

Q＆A

 

ゴールドウィングトライクの新車価格はいくらですか？

ホンダゴールドウィングトライクの新車価格は、標準モデルで450万円前後から始まります。グレードやオプション装備によって価格は変動し、フルオプション仕様では500万円以上になることもあります。

 

DCT（デュアルクラッチトランスミッション）搭載モデルは、標準モデルと比べて約30万円ほど高額になります。また、ナビゲーションパッケージやオーディオシステムなどのオプション追加により、さらに価格は上昇します。

 

ゴールドウィング1800ccはAT免許で乗れますか？

トライクモデルに関しては、AT限定免許でも運転が可能です。これは、トライクが三輪自動車として分類されるためです。

 

ただし、通常の二輪モデルのゴールドウィング1800ccは、大型自動二輪免許が必要となり、AT限定免許では運転できません。DCTモデルであっても、二輪車として分類される場合は大型自動二輪免許が必要です。

 

ゴールドウィングの運転に必要な免許は？

ゴールドウィングの必要免許は、車体の形態によって異なります：

 

- トライクモデル：普通自動車免許（AT限定可）
- 二輪モデル：大型自動二輪免許

 

トライクモデルは三輪自動車として分類されるため、通常の自動車免許で運転可能です。一方、二輪モデルは大型バイクとして分類されるため、大型自動二輪免許が必要となります。

 

ゴールドウィングの生産終了はいつですか？

ゴールドウィングは現在も生産が継続されており、生産終了の予定は発表されていません。1975年の初代モデル発売以来、ホンダの最高級ツアラーとして進化を続けています。

 

2018年にモデルチェンジされた現行型は、最新のテクノロジーを搭載し、引き続き高い人気を維持しています。新型コロナウイルスの影響で一時的に生産調整はあったものの、現在も熊本製作所で生産が続けられています。

 

まとめ：ゴールドウィングトライクが切り拓く新たなモーターサイクルの世界

 

ホンダゴールドウィングトライクは、従来のバイクの概念を大きく覆す革新的なモデルとして、モーターサイクル界に新たな選択肢を提供しています。AT限定免許で運転できる利便性と、1800cc大型エンジンがもたらす圧倒的な走行性能の両立は、これまでにない新しい乗り物の形を実現しました。

 

最新モデルに搭載された先進装備の数々は、まさに最高級ツアラーの名に相応しい充実ぶり。7インチディスプレイやアップルカープレイ対応など、現代のテクノロジーを惜しみなく投入し、快適性と利便性を高めています。

 

価格面では、新車で400万円台後半からというプレミアムな設定ながら、中古市場では200万円台から選択が可能となっており、様々な予算に応じた購入検討が可能です。ただし、購入時には整備状態やトライク化の品質など、しっかりとした確認が必要です。

 

三輪構造がもたらす安定感は、バイク初心者からベテランまで、幅広いライダーに新しい乗り物の楽しさを提供しています。従来の二輪車では味わえない快適性と安定性、そして何より運転のしやすさは、モーターサイクルの新たな可能性を示していると言えるでしょう。

 

ゴールドウィングトライクは、単なる移動手段を超えた、新しいライフスタイルを提案する存在として、今後も進化を続けていくことでしょう。