中古車の事故歴を確認するとても簡単な方法
中古車を買ってしまった後に
傷とかへこみなど気が付くことは非常に多いです。
でも、冷静に販売店にいてもチェックできるポイントがあります。
「できれば事故歴のある車は買いたくない」という
これから中古車を買おうと思っている人に
参考にしていただければ幸いです。
まず、修復歴あり・なしという表示がありますが
簡単に言えば事故歴があるかどうかです。
でも、事故車と言っても大小あるので
全てが悪いというわけでもないんです。
たとえば、ブロック塀にバンパーを当ててしまっても
これも事故になりますしガードレールに時速40キロで
真正面からぶつかっても事故車となります。
どういう状態で起こした事故であっても
まだ使えるなら修復して売り出されることになります。
そんな、事故車なのかどうかを確認する方法を
紹介していきます。
まず、ボンネットとフェンダーの隙間は
均一になっているかチェックします。
画像は、僕のミライースですが
もちろん、フェンダーとボンネットの隙間は均一です。
ただ、車は使っているとボディはゆがむものなので
あまり気にする必要がない部分なんですけどね。
たとえば、スポーツカーなどは
フェンダーとボンネットにゆがみがあるため
均一ではない場合が多いです。
なぜなら、スポーツカーは激しい走りをしていた可能性が高いからです。
ただ、ボンネットがフェンダーより浮いているという場合は
事故車の可能性が高いです。
指で均一かどうかをなぞってみると分かるかもしれません。
こうした部分は、もし修復をしているなら
隙間は均一ではなく一部が狭いことがあります。
画像はミライースですがこの部分も均一でした。
ドアとドアの隙間などもチェックします。
ただ、年数が経過している車なら
ドアとドアの隙間は均一ではない場合もあります。
なぜなら、使い続けることによって
ボディはゆがむからです。
なので、9年落ちの車やスポーツカーなどの中古車は
あまり参考にならないかもしれません。
フェンダーの部分についているボルトが
新しくなっていたり塗装がはがれていたら
部品を交換している可能性があります。
さらに、ヘッドライトあたりは
樹脂で出来ているので軽い接触事故でも壊れる部分です。
この部分も、妙に奇麗なら事故歴のある車かもしれません。
そういう場合は、左右のヘッドライトの輝きが
全く違うので前から見れば気が付くかもしれませんね。
バックドアなどを交換している車は
ボルトが妙に奇麗だったりボルトの塗装が剥げている場合があります。
妙に奇麗なボルト・塗装が剥げているボルトが付いていたら
バックドアを交換している可能性が高いです。
さらに、ボルトが年式の割にさび付いている場合は
その車は避けたほうが無難かもしれません。
理由は、塗装が剥げる可能性があるからです。
僕のミライースは、いろいろな部分がさびているので
この辺は、もう少しチェックするべきだったと後悔しています。
10年落ちの車で、時々ドアの開閉が
悪い場合がありますが、これは直接的な
ドアの交換とは無関係です。
ドアのシーラーやドアの隙間などのズレもチェックします。
販売店で出来るチェックは以上となりますが
あまり細かくチェックすると店員が嫌がる可能性もあります。
中古車選びは高いお金を出しますが
それでも新車よりも安い値段なので
多少の修復は妥協すべきと考えられます。
たしかに、100万円ほど出すなら我慢できないかもしれません。
しかし、70万円以下の車は多少の傷などは
多少、大目に見るしかないといえます。
今回、ついでに自分の車も事故車ではないかどうかを
チェックしたところ、全く問題ありませんでした。
全てのチェック項目で隙間は均一でした。
中古車販売店でチェックする場合は
適度に、さりげなくチェックして事故歴を確認しましょう。
お互い、気持ちの良い売買がしたいですからね。
中古車と言えば走行距離を気にする人もいますが
あまり気にする必要がないといえます。
その理由はこちらのページで解説をしているので
チェックしてみてくださいね。
中古車の走行距離は意識しないほうが良い理由